十三月舎くいんてっと、文字人、冬支度@難波屋。

今日は、手術から丸1ヶ月。
1ヶ月で難波屋に復帰できたのは、我ながらビックリやな。
と言っても、酒はまだ。
考えたら酒は1ヶ月半、
タバコは3ヶ月、まったく口にしてない。
あのだらしなく、ダメ人間なやつの
このストイックさにも、我ながらビックリする。

と言うわけで、今日は昼間っから、難波屋でライブなのだ。
まず登場は、ラリパパの十夢くんの
奥さん、マミちゃんボーカルのバンド
「十三月舎くいんてっと」。
ベースはもちろん十夢くんで、
ギターはガンホさん、マンドリンは潤くんと、
メンバーにはラリパパ色が香る。
実は、今まで、タイミングがうまくいかず、
マミちゃんのボーカルは初めて。
ごめんなさい!!

マミちゃんのボーカルは、
かわいらしい浮遊感のある声だけど、
ただの不思議ちゃんではなく、
しっかり自分の音楽を持ってる気がする。
なんとなくムーンライダーズが
女性ボーカル入れたら、こんなんかもしれん、と思ったら、
次の曲は十夢くんがボーカルで、
あ、やっぱり少しムーンライダーズ入ってるかも、と思った。
この曲での潤くんのマンドリンと、
ガンホさんのギターがめっちゃかっこよかった。

と思ったら、次の曲は、マミちゃんのボーカルに戻って、
ちょっと小島麻由美さんっぽい、影のあるブルース。
なかなかカッコええやん!!

お!潤くんのボーカルも初めて!
意外にもかわいい声(失礼!)(笑)
その後の三拍子の曲が、
すごい良かったんやけど、題名聞き忘れた。
なんか情景が広がる柔らかく大きな曲で、
ジブリ映画とか合いそうな気がした。
ジブリ映画、あまり知らんねんけど(^_^;)

後日、十夢くんが教えてくれたけど、
ターミナルって曲でした。

お!ここでスペシャルゲスト登場!!
て、十夢くん、マミちゃんのご子息、一虹くん、
詩人名、文字人(もじん)が、パーカッションで参加。
曲はラリパパの「おしまい」。
こないだの天パのライブでも聴いて、
好きになった曲ですわー。
一虹、ちょい緊張気味か(笑)
今度、詩の朗読会、行くからなー。

ラストの「はぐれ雲」って曲は、
途中で一虹の詩の朗読入りやった!
この曲もいいなあ。
「生活の柄」と二階堂和美さんが混じった感じで、
なんかジーンと入ってくる。
一虹の詩も面白かった!

言葉、ちゃんと練られてるのに、
「この言葉を書こう!」と思った
初期衝動みたいなもんが、ちゃんと感じられた。
「明日にはきっと太陽は雲を脱いでいる」という
フレーズでの着地も見事。
小学校六年生かあ、
これからが楽しみですわー。

続いては、冬支度。
まさに今、この季節に聴くべきバンド名ですなー。
今日は、ドラムも加わってトリオで。
あ!二人のときと感じ違う!
これもええやん!

お!ハードレインの
「実験室の夜」から生まれた曲!
お題は「天ぷら」のときの。
つまり良元優作さんの「天ぷら」が
生まれたのと同じ経緯、タイミングで
生まれた同期の曲ってことやな。
こっちも、優作さんとは、また違った
日常の風景が見えて、ホッコリする。

ちょうどええ温度&湿度の休日の昼間、
冬支度の音楽、と来たら、
やるべきことは昼寝やと思うんだが、
どうやろうか。
気持ち良さそうやと思うんだが。

友だちのお葬式に行く歌、良かったなあ。
なんとなく渡さんっぽくて、
聴いたことある気がしたがカバーなのかな?
安田さんの優しい声が
ハマってて、印象的やった。

アンコールも、ふんわり気持ち良く、
休日の午後にふさわしい、
ほのぼのとしたライブでした。

せっかく西成まで来れたので、
釜晴れ行って、早苗ちゃんに挨拶して、
外に出ると、ちょうど夕焼けが
始まるくらいの時間やったんで、
暇も金もかかるけど、
阪堺線で帰ることとしましたとさ。

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トホホ

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