小学生の夏休みをかけた壮大な自由研究。
「清々しい朝を迎えている」 小学生の息子の『衝撃の自由研究』がこちら!
もう、上の写真のノートのタイトルだけで、ワクワクしてきます。
この夏、一番笑った。
淡々と進み、終盤、怒涛のように
葛藤が押し寄せ、彼を飲み込む。
そして彼は遠い目になる。
いやあ、読み応えありました!
注!皆さん、お願いですから、ブログの活字ではなく、
彼の文字で読んでみてください。
その方が、彼の葛藤が絶対伝わりますから!!
何度か読み返してると、この子、テクニックあるなあ、
と思えてきた。
出だしの快調なとき、文末を「宿題のことなどまったく頭にない。」で揃えて、
気持ちいいリズムを作り出してるし、
後半のペットの気持ち、
「しんぱいそうな目でぼくをみつめている。かわいいやつだ。」
で統一して、動きをフリーズしている。
ゆっくり、ハムスターから、カメの水槽に、
カメの水槽で、ゆっくり一匹から、もう一匹に目を移してる姿が見える。
母の怒りも、もっともだ、と理解しつつ、
それでも最終日までは手をつけないくだり、
「止めてくれるなおっかさん。背中の銀杏が泣いている」を
思い出して、胸が熱くなりました。
最後だけ嘘つきました。
大笑いしました。
これは、ほんまになかなかの書き手ですわ。