追悼、人間ロケット。
人間ロケットa.k.aRocketSon。
こんな男ちょっといない。
夭折が本当に惜しまれる。
なんと!これは久保田麻琴さんがReMasterして、
後半1分余りの「あの」展開を加えたものらしいです!
以下、いろんな方の人間ロケット評。
これは堕胎された音楽だ!
歌が進化するために私達が切り捨ててきたメロディー、リズム、言葉がこのアルバムには詰まっている!
水子歌謡(笑)!!かもしれない。
人間ロケットはしたたかにそれらを拾い集め、今も私達を後押しし続ける。
――三上寛(歌手)
「今後誰も到達出来ないであろう孤高の音楽峰を勝手に突き進む、ジャパニーズサイケブルーズの最々右翼」
――K-CLUB (CHAOTIC NOISE)(高知)
一度西早稲田のジェリージェフで一緒になった。その時の演奏がすごくて、主催のひとに後でビデオを送ってもらった。
ブルースと言えば、わかりやすいが、もっと何でも音楽を吸収して、本当の意味での歌をうたっていたと思う。
『肉球メディスン』というアルバムは4月に出たばかりで、訃報を聞いてからすぐ手に入れて聞いた。かっこよくて、ロマンチック。
もうこのひとのライブを見れないのかと思うと何とも言えない。
・・・・・・
『肉球メディスン』のラストナンバーは「ハイウェイトレモロドライビング」。
かっこいい。
――豊田道倫さん(パラダイス・ガラージ ブログの日記より転載)
ギター凄いです。
プリミティブで時に暴力的なのですが、気品があるというか…
美しいと思いました。
胸にせまってくるものがあります。
(追悼作となった初のアナログ盤”ミクロ c/w ハイウエイトレモロドライビング”への感想)
――坂本慎太郎さん(元・ゆらゆら帝国)
このDVDで、はじめて見た、動く人間ロケットさんは、「吟遊詩人」というイメージがぴったりのかっこいい人でした。
まずは変幻自在の超絶ギターにびっくり。
カントリーブルーススタイルでもありつつ、小さい10弦ギターをつまびく姿は、「琵琶法師」というイメージも。
それに乗る乾いた歌詞も摩訶不思議。あらゆる叙情や、こちら側の安易な感情移入をさらりとかわし続けるような、その世界観に強い意志を感じました。
(CHAOTIC NOISE RECORDINGSより発売のライブDVD+CD “南国千一夜(土佐)”への感想)