ドラマということを何度も忘れる、すごいリアリティでロヒンギャの苦しみを描く。BBBムービー「LOST LAND/ロストランド」。
公式サイト
これは一体、何?
ドキュメンタリーではなく、ドラマであることは、
観る前から知っていた。
いや、ドキュメンタリーであるはずがないのに、
このリアルで自然な子どもたちって、一体。

ドキュメンタリーやったら、すごいシーンに遭いすぎやし、
そこで「カメラのお前、何しとんねん!」て話やから、
ドラマに間違いないのに、
そのことをたびたび忘れてしまうリアリティ。
お姉ちゃんが、次第にしっかりして行く様子も、
弟の無邪気さが、途中から凍りついたように無表情になるのも、
演技なん?信じられない。
実際の姉弟らしいけど、どうやったら、
ここまで自然に撮れるのか、見当も付かない。
説明が一切ないので、ロヒンギャの状況を客観的に知ることはできないのだが、
それ以上に主観的に、その苦しみが、痛いほど、伝わってくる。
お父さん、お母さんは?あの親切な青年たちは?そして、、、。
最後に見上げたマンゴーの木のように、彼らの未来が実りますように。
この映画をが日本人スタッフメインに作られたことが、なんだか誇らしい。
ロヒンギャに関する最低限の知識は、持っていたので、
この映画の背景が、なんとなくは分かったけど、
この映画を深く味わうためには、公式サイトやフライヤーを読むなりして、
ロヒンギャに対する知識を頭に入れてから行くことをお勧めします。

