京都展覧会三昧⑦「北野天神」@京都国立博物館。

この日最後の展覧会は、京都国立博物館の「北野天神」展。
18時過ぎ、着くと、ちょと斜光のええ時間帯。

出て来たら、どうせ真っ暗やし、もったいないなあ、思って、
久しぶりに「東の庭」に。
あまり知られてないけど、ここ、東の端っこ、
東山通りに面したとこに、ええ庭あるんですわ。
休館の横から回り込みます。


茶室もあるんやけど、茶室は16時半までか、また今度来るか。

朝鮮半島の石像があちこちにあって、なかなか楽しいです。

さあ、では参りましょう。

と、その前に、ここから京都タワー観るのも、
わしのルーティン。

この展覧会、今時珍しく、基本撮影禁止。
これはこれで、集中できて、けっこうええです。

この展覧会、北野天満宮を中心に、
各地の天満宮が、総力上げて、天神さんを歴史的、宗教的見地から、
見せてくれます。
ほんますごい!

歴史上の人物、菅原道真の遺品や、史実的な文物から始まり、
道真さんが天神さんになっていく過程、
クソ明治政府に無残なことにされたけど、
天神さんの大きな特徴である神仏習合を梃子に、
天神さんが全国に広まっていく様子がしっかり展示されてます。

そして圧巻は、北野天神縁起絵巻!
1219年に作られた「承久本」、こんなでかい絵巻、初めて観た!!
これだけでも、行く値打ちあります。
で、さすが全国に広がる天神さん、「承久本」以外のバージョンも、
いろいろ、ある!
ほんま、天神さんって、日本の文化の一翼を確実に担ってたんやなあ!
その影響は芸能にまで及びます。
歌舞伎の始祖、出雲阿国も、鴨川行く前は北野天満宮で踊ってたそう。
ほんま、頭痛がしそうなくらい、すごい話が次から次へと出て来ます。

「渡唐天神像」は初めて観たので、ちょい感激。
天神さん、時代が下るごとに、どんどんすごくなっていくやん。

ワシ、関係ないのに「天満」に住んでることが、
少し誇らしく思えて来ましたよ。

次のコーナーが、結構混んでました。
しかも若い女性が多い。
そうか!天神さんは、八幡さんと並ぶ、武芸の神様にも成らはったんやった。
ほんで、北野天神には、今ブームになってる刀剣の、
日本でも指折りの逸品があるんでした。
天神さんに伝わる「鬼切丸・髭切」、
そして大覚寺に伝わる「薄緑・膝丸」が、この展覧会では並んでるんでした。

ワシ、刀剣にはほぼ興味ないんですが、
ここだけ写真OKやったんで、撮っておきました。

渡辺綱の話とかは、好きなんですけどね。

そして、北野天神といえば、秀吉の北野大茶会。
天神さん、ほんま、文化の中心地やったんやなあ。

ふと思ったんですが、同時期、奈良の国立博物館では、
吉野・大峯の展覧会を開催中。
吉野といえば、やはり秀吉の花見で有名。
これって、もしかしたら、大河連動企画なんやろか。
どちらにせよ、奈良国立博物館にも行かなきゃやな。

グッズは、やはり刀剣好きの女性に向けた、
刀剣キャラのものが多く、
おっさんの心には、届きませんでした。
まあ、大どろぼう展で買い過ぎたから良かったです!

外に出ると、さすがに真っ暗。
けど、ここから観る夜の京都タワーや、
ライトアップされた旧館も、日の長いこの時期は、
金曜の晩だけしか観られない特典なんでした。

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