にたないけん&ザ・カトウタクミ@釜晴れ。

先週、水曜日の夜は、釜晴れのライブに。
3年前の超絶楽しかったカルチア食堂のライブ思い出して、
「にたないけんさん、もう一度、観たい!」思ったんでした。
ザ・カトウタクミさんは初めてでした。

まずは、3年ぶりの、にたないけんさん。
アメリカ的な寂寥と昭和的な哀愁、
不思議とその二つが矛盾なく混じったような独特の切なさがある。
孤独を感じるのだけど、どこか温かい。
その孤独を共有するもの同士が、寄せ集まって、
話をするでもなく、ひとところにいてるような気がした。
やはりワシの好きな音だった。

お!「東京パンクミュージック」、これは前回聴いて、好きになった曲やな。
なんか「こう歌うしかない」という決意というか、覚悟のある感じ。
曲も好きやけど、この曲をこう歌うことが、本当に好きやなあ。
ハスキーな声が沁みていく。
時々倍音が聴こえるみたいに思える。
ワシの好きな声で、倍音は理解できるんやけど、
なんか歌ってるのと違うコーラスが聴こえてくる気がするのはなんでやろう。
「誰か歌ってるのか?」と周りを見回してしまった。
誰も歌ってない。
こんな現象、あまり体験したことないなあ。

歌詞もいいなあ。
ちゃんと悩んで、ちゃんと答えを出してる、
もしくは出そうと、もがいてる感じ。
おまけになんとなくビートニクな味わいもある気がして、そこも気に入った。

「言葉なんか覚えるんじゃなかった」ってタイトルの曲、
田村隆一さんの「帰途」からのフレーズなのだろうか。
もし、そうだとしたら、すごく嬉しいな。

その曲の中の「温かい傷が、ずっと治りませんように」という歌詞が、
なんかズシンと響いた。
「そんなこと思ったことないけど、わ分かる気がする」と思った。
これって「ワシもそんなこと考えたことあるから分かる。」より、
もっと上等なのではないだろうか。
ワシの意識にまで、まだ現れてない深いところに刺さってるのかもしれない。
これは、本気で、気に入ってしまったぞ!

ラストの情けなさしかない曲も良かったなー!
「爆笑、爆笑、楽勝、爆笑、爆笑、、。」
涙があるから、笑いがある。
寂しさを知ってるから、アホになれる。
まだ二度しか聴いてないけど、
にたないけんさんは、そういう人間の、
ある普遍的な一面を知ってる歌い手さんなんだと思った。

お!そうやった。夜久くんとも、やってるんやった。
それも、なんか分かる気がした。

続いて、初めて聴くザ・カトウタクミさん。
押し出しの強い声で、ちょっとポップな雰囲気、
キャッチーなメロディで、ときにパンクではみ出した歌詞。

なるほど、人気出そうな感じで、固定ファンが多いみたい。
皆さん、歌詞を口ずさんでいらっしゃる。

けっこうノリのいい固定ファンの方が多く、
強烈な温度差を感じてしまい、腰が引けてるワシ(笑)

うわあ!どんどん盛り上がっていく!!
すげえな!
ちょっと呼吸が苦しくなってきたので、
外に出て、ドア越しに聴いてみる。

たまたま通りかかったノカちゃんの歌詞へのツッコミが面白い!
「♪〜伸びる〜〜!」て歌詞聴いて
「にんにくの親戚な」とか(笑)

なんか、楽しなってきて、体力回復。
お店に戻る。
ノカちゃん、ありがとう!!

最後まで、ずっと盛り上がってる、釜晴れには珍しい、
パーティーピーポーなライブでした。

動画、この日のライブぽいのはバンドバージョンのだったので、まず、そっちを。

ソロ、古いのしか見つからなかくて、音、あまりよくないけど、
演奏は、けっこうワシの好きな感じやったので、貼っておきます。

「もう全部出し切ったので、アンコールはなし!」って宣言、そのまま実行。
潔ぎええっすね!

なんかめっちゃパーティーピーポーな打ち上げ、始まりそうで、
そのノリに、ついていけんワシが、雰囲気壊すのも悪いなあ、と、
早苗ちゃんとワカちゃんに挨拶して、スルッと帰ったのであった。

持ち合わせが少なくて、にたないけんさんの音源、買えなかったのが、残念でした。

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