久しぶりのライブレポート 川中匡史&良元優作@D bar。

皆さんお待たせしました。(待ってないか)
久しぶりの生ライブのレポートです。
三ヶ月以上、空いたかな?
実は、ライブに行ったのは、久しぶりではなく、
10日ほど前、カルメンマキさんのライブに、行ってはいた。
もう、ビックリするくらい素晴らしいライブだったのだが、
なぜか、印象が言葉に落ちてこなくてレポートが書けなかった。
配信も、けっこういろいろ観てるのだが、
そっちも、集中力の問題なのか、なかなか言葉としてまとまらず、
レポートしたのは、ほんのいくつかだけだ。
あ、難波宮大極殿での釜晴れ早苗ちゃん達と飲んで
ガンちゃんたちが歌ったやつはレポートしたけど、
あれは、ライブレポートと言うより、宴会レポートみたいな気分でした。

そんなわけで、生で観た久しぶりのライブレポートは、
これも三ヶ月以上ぶりに乗った阪急電車で茨木まで行って観た
Dbarのライブになりました。

まず、オープニングアクトとして登場したのは、川中匡史さん。
初めて聴かせていただく方だ。

見かけによらず(失礼!)、少しかわいらしい声。
ブルースベースのちょっとゆる〜い感じが、まだ生のライブに慣れてない耳に優しい。

「友だちのお父さんが亡くなったとき、純粋に手伝いたいと思った、
そのときなぜか優作さんを聴きたくなって、難波屋まで出かけて行った、
生で聴いて、優作さんは真っ直ぐなんやと思った。」というMC。
ええ優作評やと思った。
言い方は、人によって違うけど、なんか同じようなもんを感じてる人がいる。
良元優作に同じものを求めてる人がいる、と感じられた。
それは、ちょっと嬉しい瞬間であった。

ラス前の曲「空で歌う」って歌詞の歌、おおらかでいい、ワシ的には、一番気に入った。

そして、メインは川中さんのMCで出てきた良元優作さん。
配信では何度も聴いてたものの、
生で聴くのは3ヶ月以上ぶりの優作さんは「たーちゃん」から。

あーやっぱり、生はええなー。
「平気な顔」、「風につらつら」、
ちょっとずつ音圧が上がって来る感じがワシにはありがたい。
それを全身で受け止める。
音にギターの厚みまでが感じられる。
あー、生のライブやわー。
自分でも気がつかないうちに、
血が通わなくなってた体の部分に、
久しぶりに温かさが戻って来たような気分。

ギター、エレキに持ち替えて「ヘイヘイブルース」。
ボトルネックが空気をかき混ぜる。
ちょっとダルっとしたムードに変わって、
また、血液が違うところに回って来る感じ。
ええ曲順やわあ。
ほんで、またアコースティックに戻って「天ぷら」やもん。
もちろん、歌いますよ!♫1.2.3.4.天ぷら♪
これで全身に血が巡りきったのかもしれん。
「道間違える」、「春の虹」、「ペンノレ」は、
あったまった血を、さらにもうワンランク温めて、沸騰させる。
ああ、いろいろあったけど、ワシの体は、まだ、
血がたぎるような気持ちを忘れてなかったんやな。
「愛さずにいられない」、「緑のタイルのいかしたテーブル」楽しいー!
一部終わったときには、完全に体が復活したような気分になっていた。

二部は「ネギネギブギウギ」から。
これも叫びましたとも。やっぱり気持ちええ!
「たんぽぽと太陽」ああ、無条件に嬉しい。
この歌は今のワシの気分に合ってるなあ。
歌からも、自分からも息吹を感じていた。

お!優作さんがウクレレに持つのは、生では初めて観るかも。

歌うのは、配信でリクエストがあった「雨に唄えば」。
配信では聴いたけど、生で聴くのは初めてやな。
リクエストで「雨に唄えば」って聞いたときは「え?」と思ったが、
聴くと、けっこう優作さんに合ってるかも。
なんかめっちゃ楽しそうにやってはって、
その気分は、すぐにこっちに伝染した。

今度はアコーディオンに持ち替えて「ケセラ」。
最近はバンジョーも始めたみたいで、いろんな音が聴けるのは嬉しいけど、
楽器が多くて車移動だと、酒で乾杯ができないなー。
それは、ちょっと残念。
そのまま「水の中の女」。
そして、おお!ワシリクエスト聴いてくれた。
「歌う人」。 Tシャツ着てきた甲斐があった!

歌い終わって、「できれば自分の歌をリクエストしてほしい」と言われた。すまん!(笑)
「ペプシドライブ」で、また全員合唱。
やっぱり、気持ちええわ〜!
一日一回も声出さないこともある日々なので、
声出すだけでも気持ちいいのに、好きな歌で声を出せる。
幸せですわ。
圧倒されるほど、鋭く激しい「何も考えない」に続いては、
鈴木常吉さんの「石」。
あ、これは、この日二回目の「石」やな。
ちなみに一回目は、これ。

そして、川中さんを呼んで二人で。
お!優作さんはバンジョーや!
なんと「満月の夕べ」。これは貴重な演奏を聴いてもた。
あとで教えてもらったもらったけど、川中さんのリクエストだったらしい。
川中さん、ありがとう!
お、次は「北風小僧の寒太郎」やったよ!川島くん!!
確かに、川島くんの予想通り、優作さんにこの歌、合ってるわあ。
さすが、川島くん!

アンコールは、一人で「月と金星」。
そしてラストの曲は「きっかけ」。
最後が、この歌で、なんか明日からが楽しみになる気がする。

お、けど、ダブルアンコール。
それはそれで嬉しい。
曲は、リクエストで「キムおじさん」。
窓開け放ってやってるもんで、
曲の途中で、バリバリハリ、と暴走族(今は「珍走団て言うらしいね)の走る音、
その音が消えんうちに、それを追いかけるのか、パトカーの音。
ちょい場が和んで、終了を迎えた。

動画はこのライブではやらなかったけど、
ワシの最近のお気に入りのを。

やっぱり生のライブは、いいなあ。
というか、良元優作さん、やっぱりいい。
「上手く歌おう」とか「こう観られたい」ではなく、
ひたすら「こう歌いたい」で、ブレないんやなあ、と改めて思う。
それはその日の気分で変わるから、毎回すこしずつ違う。
その分、生の優作さんにフィルターがかかってないから、
言葉に嘘が含まれてなくて、真っ直ぐ心に入ってくる。
きっと川中さんの言った「優作さんは真っ直ぐ」というのも、
こういうことなんじゃないかな、と思いながら、
最終電車目指して、足早に阪急茨木市の駅に向かう。
久しぶりにヨンちゃんやさわさん、ケイコさん、ふーみんさん、
上田さんとの会話が楽しくて、もちろん優作さんとも久しぶりで、
すっかり時間を忘れてて、ギリギリに思い出したのであった。

帰りの電車の中で
「そう言えば、誰も誕生日のこと、触れてくれんかったな」
と思い出して、
なんかクスクス笑っているうちに、日付が変わった。

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久しぶりのライブレポート 川中匡史&良元優作@D bar。” に対して4件のコメントがあります。

  1. カワシマン より:

    見たかったが東京出張やったので行けませんでした。
    ウクレレの歌「雨に唄えば」でした?ジーンケリーのI’m singing in the rain♪

    もしかしたら
    「雨にぬれても」映画 明日に向かって撃てのバカラック作曲のRaindrops are falling on my head♪の方ですか?

    1. hashimoto より:

      ああ、バート・バカラックの方ですわ。
      あっちは「雨に濡れても」でしたっけ?

      1. カワシマン より:

        ややこしい邦題は、やめたらええのにね。

        1. hashimoto より:

          邦題とか「どっちやったっけ?」って
          悩んで間違うこと、よくありますわ。

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