姐さんついていきます！妖怪半世紀祭〜うつみようこ×伊藤せい子＠ムジカジャポニカ 。

あー！二日連続ムジカ遅刻。今日は用事でやけど。
焦って入って、ジョンソンに何曲目？と聞くと一曲目。ほっ。

今日の先攻は伊藤せい子さん。ムジカジャポニカのご主人である。
今月二度目のせい子さん。一回目はバンド、夕凪だったが、今日はソロでギター弾き語り。

せい子さん、新曲、お馴染みの曲、織り交ぜて。
新曲もやっぱりせい子さんらしいんやけど、やっぱり違ってるところもあって、
変わらないところ、変わってゆくところがあるのは、
そんときの、真っ直ぐな気持ちが歌に反映されてるからなんやろな。
そう思うと、昔の曲には、そのときのせい子さんが詰まってるはず。
歌はタイムマシンみたいなもんなんやな。

昔書いた自分の文章は、読むといろいろ思い出したりするけど、再生はしない。
それと比べると歌って不思議やな。詰まってるのは古い気持ちかもしれんけど、
歌うことで、今の自分もプラスされる。
歌、踊り、生の時間芸術にだけ許された特権やな。

今日は、また寒さがぶり返した。夕凪のときは裸足、ソロのときは下駄、
てイメージのせい子さんだが、靴履いてはった（笑）寒さが原因かどうか、わからんけど（笑）

せい子さんの声が、柔らかくてすべすべしてて、気持ち良い。
キメの細かいプリンみたいやな。
昨日からちょっと風邪気味やったし、MCも鼻声やけど、
歌う声は、いつもよりきれいなくらい。さすがやなあ。

ラストの「歌が好き」って歌詞の新曲、歌う立場、聴く立場で違うけど、
ワシのこと歌ってくれてるような気がした。
「歌があることで生きていけるんじゃないかしら」。

せい子さんの動画、ソロのは少ないので、前に載せたかもしれないけど、
今日はやってないけど、せい子さんらしさ満載の「涙」を。

本日ムジカは、いつものチキンカレーに加え、サバカレーもあった。
ワシはあいがけで頼んだ。
美味過ぎる！！感激ですわ！

対バンは、せい子さんの姉貴分、うつみようこさん。
一曲目がデビッド・ボウイの「ヒーロー」で、
「昨日の続きみたいやな」せい子さんと思わずニンマリ。

相変わらず、大きな、声量のある声。けど、それをひけらかすわけでは全然ない。
やりたい音楽を極めた結果が、その声に出てるんだろう。
だから、でかいだけで一本調子なわけではなく、めっちゃ細やかな豊かな表情がある。

そして、どんな音楽やっても、なんかニューウェーブ、ポストパンクの風合いがあって、
世代ドンピシャなワシは、またしてもニヤッとしてしまう。

ちあきなおみバージョンの「朝日の当たる家（朝日楼）」が、迫力あって良かったなあ。

せい子さんに吹かす先輩風がおもろい。
「おい伊藤！」「はい！先輩！」音楽界も上下関係、なかなか厳しいようだ（笑）

やっぱり迫力のステージやったなあ。堪能いたしましたー。

うつみようこさん、今日歌った曲の動画が見つからんかったので、ソロで歌ってるこの名曲を。

アンコールは、もちろん二人で。ちょっと客をいじってから、「妖怪にご用心」。
（ワシもいじられました）
二人でこの曲。絶妙な選曲やなあ（笑）

二人が歌ってるんではないけど、改めて名曲やなあ、思うんで、中山千夏さんのオリジナルを。
口琴がめっちゃいい！

今日はせい子さんの誕生日。ハッピーバースデイアワー挟んで、「野の人の野の歌」。
ああ！これ聴きたかったー！めっちゃ嬉しい。
これは、夕凪バージョンでせい子さんが歌ってるので、その動画を。

ラストソングは「UFO」（笑）最後まで笑いの絶えん、楽しいライブやったなあ！
なんと！UFOはうつみようこさんが山本久土さんとやってるのがありました！
今日のは、ここまで粘っこくはなかったけど（笑）

最後に、今日は歌ってない曲やけど、二人でやってる動画があったので、載せておきます。
ほんまに二人ともすげえ歌手やなあ。