異色のセッション!面白かった。BBBムービー「平家物語 諸行無常セッション」。
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短いけど、かなりドキドキする映画だった。
今観てきたばかりなんやけど、
大阪での上映が一週間限りなんで、
早めに感想あげます。
まだ生乾きなので、まとまってないかもしれませんが、
ご容赦ください。

とても、意外なセッションだった。
作家の古川日出男さんの平家物語、口語訳、
坂田明さんの、サックス・バスクラ・リン(鈴)に加え、平家物語の読み下し、
そして、向井秀徳さんのギター&咆哮。
一緒にやるなんて、観たことどころか、想像したこともない三者が、
それぞれの方向で平家物語を語り、奏でる。
それぞれの表現が互いに刺激しあって、高め合って、
うねりのような波が押し寄せる。
まさに魂の交錯。
それは、まぎれもなくセッションだった。
ときにジャズに思え、時にはパンクに聴こえるような、
聴いたことのない極上のセッションだった。
音楽と相性のいい、平家物語という素材だから、
成り立ったセッションなのかもしれない。
改めて、平家物語は(最初のところくらいしか、ちゃんとはわからないのだけど)、
元から、音楽的な言葉で、できているのだなあ、と思った。
京都では出町柳の出町座で、10/25までで、
大阪では十三の第七藝術劇場で、11/1の来週金曜まで、
という短い期間の公開なので、
関西の方、是非是非、お見逃しなく!
64分と短い映画なので、お気軽にお出かけください。
そのあと、11/9~15、神戸の元町劇場、広島の横川シネマと、
行脚上映されるようです。
内容のこと、少し触れると、演奏部分は、文句なしにかっこいいんだけど、
演奏の始まる前のシーン、
ワシ、あのネガの反転みたいなソラリゼーション?というのが、
かなり苦手なので、ちょい辛かった。
目新しい手法ではなく、もう大昔からある手法やし、
「いらん」とは言わないまでも、数分に及ぶソラリゼーション、
流石に辛くて、目を瞑って、「終わってますように!」と願いながら、
目を開けてみると、まだ同じトーン、というのを、数回繰り返した。
映画の尺からすると、相当な割合やなあ。
まあ、ワシの好みの問題なので、
これを持って、映画をどうこういうことはないんやけど。
今日は、初日ということで、終演後、トークショーがあったのだが、
このトークショーも、ワシにとっては曲者であった。
この映画の背骨は、平家物語と音楽という要素だと思うし、
そもそも平家物語が今まで残ってることにも、
音楽という要素は欠かせないと思うのだが、
結局、トークショーで音楽に触れられることはなかった。
「いつ、触れる?いつ、触れる?」思いながら最後まで観てしまったなあ。
まあ、それはええとするにしても、
内容的にも、取り留めもなく、だらだらと、、。
なんだか人の酒席を見せられてるだけのような気分だった。
終わってみると、映画の上映時間と、そう変わらんくらい長い時間、
それを見せられていた。
まあ、これもワシの感想で、
皆さん、喜んで観てはったんかもしれんけど。
ワシの映画終演後のトークショーへの苦手意識は、
さらにアップしたかもしれない。
あ、第七藝術劇場でのトークショーは今日だけのようです。

