アート系こじらせさんの不思議ちゃん願望か。BBBムービー「ルート29」。
※賛否両論、分かれる映画だと思います。否定的な内容を含みます。
公式サイト
なんか独特のユーモアがあるのはわかるんやけど、
それも含めて、ワシには「めんどくさ〜」と思ってしまう映画やった。
アート系こじらせさんの不思議ちゃん願望なんやろなあ、思ってしまった。
なんか初めの方で、おばあちゃんが同じポーズで三人、
町中のベンチかなんかで座ってるところで、
そんな予感がして、「こーゆーのに2時間付き合うのかー」思って、
憂鬱になってしまった。
予感は裏切られることなく、
ほんま2時間、その繰り返しみたいなん、観せられた。

意図的な棒読み、
繋がりありそうで、それを観客に全振りしたみたいな構成、
結局は脈絡のないファンタジーの羅列みたいに見えてしまった。
終盤まで、主要人物のキャラクターが見えてこないのも、
キャラクターがはっきりしたら、根っこができてしまって、
ファンタジーとして機能しなくなるからかもしれない。
まあ綾瀬はるかのキャラクターは、
最後までよー分からんかったんやけど。
ロードムービーにしたのは正解かも。
それでなんとか、やっとこさ、ひとつの映画の枠ができてる気がした。
そやないとオムニバス映画になってたかもしれん。
ワシの勝手な予想やけど、作者の方、
きっと松本大洋さんとかが好きなんやと思う。
けど、松本さんのは、不思議でもキャラクターのエッジが尖ってて、
食い込んでくる。
キャラの魅力が全然違うよなあ、と思ってしまった。
ストーリーも不思議は不思議なんやけど、
それを分かった上で観ると、ある程度、予想ができてしまい、
いくつかのシーン、「こうなるんかも」思ったら、
ほんまにそーなってた。
予想範囲内の不思議って、観ててけっこう辛いんやな、と思った。
不思議願望の人とほんまもんの不思議さんの違いは、
そんなとこかもしれんなーとも、思いました。
まあ、こういう映画って、賛否両論、分かれるだろうから、
好きな人には、たまらない映画なんかもしれないですけどね。

