しゃぼんだま感謝祭(ふたりしゃぼん玉)(AZUMI。良元優作)@James BLUES LAND。
昨日は、久しぶりのJames BLUES LANDに。
毎年恒例のしゃぼん玉感謝祭やけど、
今年は出演者がAZUMIさんと良元優作くんの二人になったので、
「ふたりしゃぼん玉」というタイトルで開催された。
James BLUES LAND、昔、鈴木常吉さんと来た記憶があるのだが、
ライブを観た記憶はないなあ。
高田渡さんがライブしたことあるってことで、
常吉さんが来たがったんだっけ?
のらまる食堂でのライブの前に来たのかなあ、
昔、神戸在住の田淵さんに、いろんなところ、連れていってもらったから、
その時に来たのかなあ。
とか鈴木常吉さんとの思い出を手繰り寄せる、
自主ウォームアップをしながら会場に向かう。
入口前で、夢野カブさんに出会い、後ろか別所さんに声かけられる。
おお!なんか知り合い多いぞ!
嬉しいなあ。
James BLUES LANDは、神戸の港近く、倉庫を改造したオシャレなお店。
一席一席、違ったソファーが置いてあって、
すごく居心地のいいお店だ。
ライブ前、常吉さんの写真がイルミネーション照らされて光っていた。
時期的にも「クリスマスか!」と思った。
さあ、二人が出てきた。
ふたりしゃぼん玉の始まりだ。
いきなり「Long distance a lullaby (遠く離れた子守唄)」からかよ!
泣かす気、マンマンかよ!
ほんで「ハレルヤ」かよ!
殺す気かよ!
なんて意表ついて、嬉しい始まり。
まるで常吉さんの降臨式のようや。
一曲目の途中で、なんかスピーカーがガサゴソゆーてた気がするけど、
常さんの、ご到着だったのか。
このまま、最後まで行くとどうなるんやろ?
思ったら、次はAZUMIさんのソロコーナー。
なるほど、だから、こういう始まり方やったのね。
優作くんがAZUMIさんの手元見る目のマジなこと。
途中で、おらんようなったんは、
客席で聴きたかったからみたい。
背景は神戸の夜景。
めっちゃオシャレやけど、
こんな風景にもAZUMIさんて、合うんやなあ。
一曲終わって、AZUMIさん、「あれ?優作どこいった?」(笑)
夜だからか。
すべての夜はAZUMIさんに合うのか。
じわーっと音楽が体に沁みて来たのか、
気がつくと汗ばんでいる。
二曲のつもりやったらしいけど、乗って来て三曲。
James BLUES LAND、音の響きが心地よい。
ギターの音が流れるようで気持ちいい、
ソファーはふかふか、こりゃ、全ての要素がうたた寝に向かってるよ。
では、遠慮せず、少しウトウト。
続いては、優作くんソロコーナー。
お!「月と金星」や。
「『一時的』なんて、普通、歌詞で出てこないぞー」
って、常吉さん言ってはったなあ。
優作さんソロ中、AZUMIさんはチューニング中(笑)
「スターマン」、こんなノリ良かったっけ?
聴くたびに優作くんらしくなって行くなあー。
「ドック・オブ・ザ・ベイ」の前に、
帽子被るから何かと思ったら上田正樹さんのモノマネ始めた(笑)
似てないぞー!
この曲はAZUMIさんも参加。
ああ!港の近くで、この曲聴くと、旅行の気分!
しかも優作くんの横には、神戸港の灯台みたいなんが見えてる。
AZUMIさんが口笛で色を添える!
一部ラストは、常さんに戻って「水の中の女」。
終盤、なんだか常吉さんの声が聴こえてきた気がして、泣けて来た。
二部は「疫病の神」から。
「ぜいご」の一曲目、
ワシが鈴木常吉さんソロの曲で、
最初に痺れた曲だ。
ああ、染み込む染み込む!
「ぜいご」を初めて聴いたときの、
誰かに教えたくてたまらなくなった気持ちを思い出した。
二部は常吉さんの曲オンパレのよう。
ボーカルはAZUMIさんだったり、優作くんだったり。
それぞれの歌に昇華されつつ、常吉さんへの愛情か伝わってくる。
ゆったりとした贅沢な時間やなあ。
声質が全然違うから、ユニゾンで歌っても混じらず、
それがすごくええ感じになってる。
「常さん、この歌ったら、ようめちゃくちゃになってた」
という歌は「注射器」、AZUMIさんが歌う。
やったー!これは初めて聴く!
実は東京でやったという話聞いて、
めっちゃ聴きたかったんよねー。
ボーカルもギターもむちゃくちゃ、かっこええ!!
「田家春望」聴きながら思う。
やっぱり常さんの曲は三拍子が多いなあ。
昔それゆーたら「バレたか。好きなんだよ」ゆーてたなあ。
「楽しいダンスNo.」というMCで始まったのは、「鉛の兵隊」。
えー?(笑)
「鉛の兵隊、皆殺し」やで(笑)
二人から出てくる常さん話、知らんのも多いし、
知ってても、やっぱりおもろい。
常吉さん亡くなって五回目のしゃぼん玉感謝祭やのに、
まだまだ知らない話が出てきて、
それが腹抱えるほどおもろいってのは、
スゴイよなあ!
ほんま話題の尽きない人やったんやなあ。
さあ「石」!
「皆さん歌ってください」と、優作くん、
「常さん、そんなん嫌いやったけどな」と、AZUMIさん(笑)
歌いましたよ〜〜!。
常吉さん、すみません!!
おー!優作くんが常吉さんのアコーディオンでソロ!
ええ感じ!がんばらはりましたわー!
あー!ほんま気持ちよかった〜!!
アンコールは、常吉さんが、なかなかやらなかった曲らしい「さよなら太陽」。
この曲も、キュンとくるんよなあ、
もう来年のしゃぼん玉感謝祭が待ち遠しいなあ。
最後「お茶碗」で締めるのが、ここ数年のパターンやったけど、
この日はなかった。
「お茶碗」も聴きたかったなあ。
他にも、まだまだ聴きたい常吉さんの曲、あるなあ。
「リクエストしゃぼん玉感謝祭」とかやってほしいなあ。
とか、思いつつ、川島くんと別所さんと、駅に向かうのであった。
この日すごく聴きたかったもう一曲。