大阪市・上海市友好都市提携50周年記念 特別展「中国陶磁・至宝の競艶―上海博物館×大阪市立東洋陶磁美術館」@東洋陶磁美術館。
先日、CT検査の後、東洋陶磁美術館、行ってきた。
その前、森ノ宮駅近くの公園。
落ち葉の舞い方が、ゆっくりで、
気持ち良かったなあ。


東洋陶磁美術館では、今上海博物館とのコラボ展を開催中。
上海美術館の至宝と東洋陶磁美術館の所蔵品を関連づけて展示してる
ちょっと面白い展覧会でした。

この美術館、基本、写真撮り放題なので、
気になった作品、全部撮ってきました。
記録のために、解説と貼っておきます。
まずは上海美術館の至宝のコーナー。


やっぱり景徳鎮の官営の窯で焼かれた皇帝用の壺なので、
中国皇帝にしか許されない五爪の龍なんよなあ。
最近、建仁寺に描かれた龍が五爪やったんやけど、
あれって、どういう意味なんやろ。
建仁寺ほどの名刹が知らんわけないし、
知ってやってたとしたら、う〜〜む。
時代は変わったといえ、そこは守るべき歴史やと思うんやけどなあ。


これは、ポスターにもなってる清時代の瓶。
めちゃくちゃカラフル。








造形的には、めちゃくちゃ端正で、
色的には、ほんまにカラフルで目も眩みそうでございます。

そして、東洋陶磁美術館が誇る国宝、油滴天目にご挨拶。
これ、ほんまに何度観ても、見飽きないんよね〜。

この美術館、平日に来ると、人もそう多くなくて、ゆっくり観られるし、
壁際の展示ケースには、肘を置けるスペースがあって、
じっくり観られるんで、ほんま気に入ってます。
改装して、さらに快適な美術館になりましたわ。
次はコレクション展、韓国陶磁のコーナー。
何回も来てるので、観たことあるやつも多いと思うんやけど、
やっぱり見惚れてしまうんでした。
まずは、高麗時代。





















ツルツルの質感、好きですわ〜。





この美術館で、高麗の陶磁器も青磁だけやないんや、
青磁にも、いろいろあるんや、ということを知りました。
今回、いきなり龍の景徳鎮にやられたので、
動物系の陶磁器を注目しながら観てました。
特に龍と好きな魚紋は、ほぼ写真に撮ったと思います。
続いて朝鮮時代。

























四爪の龍。
朝鮮は琉球と共に、
四爪が許された国でした。


ヘタウマの元祖か。


ユニークな虎。

個人的には、高麗時代の幾何学的な隙のない陶磁器より、
朝鮮時代のちょっと歪な陶磁器の方が好き。
日本の侘び寂びに繋がる美意識がある気がしてる。
絵も、高麗の端正さ、正確さを競うような図柄より、
朝鮮時代のサッと描いた感のある方が、性に合ってます。
この時代、基本は白磁なので、年月とともに、
使用痕が陶磁器に残って、
時間を感じさせる景色になってるものが多いのも、
好きな理由のひとつです。


吹き抜けの休憩室に展示されてた黒田泰造さんの2019年の作品。
ほんま、驚くぐらい白い。
黒田泰造さんは惜しくも2021年に亡くなられたが、
黒田征太郎さんの弟さん。



東洋陶磁美術館のキャラクターMOCOちゃんの元になってる、
朝鮮時代の「青花 虎鵲文 壺」。
MOCOは「The Museum of Oriental Ceramics, Osaka」の頭文字。
キャラクターもいいし、愛称もうまいこと、かわいいのがつけられてるんで、
前に来た時、「グッズが欲しい!!」ゆーてたんやけど、
まだできてなかった。
何回ゆーたらわかるねん!
はよ作って!
どこにでも売ってるお香とか、クリアファイルより、
よっぽど売れるって!
って、ワシのブログ、関係者、読んでないやろうけど。

この川の見える風景も好きなんよなあ。
続いてコレクション室。
今は、李秉昌博士が寄贈したコレクションが展示されてました。


























個人のコレクションでこれほどの質と量!
ほんますごいです。



なんとなく、しりあがり寿さんを連想させます。
ああ、やっぱり朝鮮時代のもん、好きやわあ。








李秉昌博士のコレクション、最後の方に展示されてた馬、
この短足のフォルムも好きやけど、この顔が!!
情けなさが最高に好き。



李秉昌博士、在日の同胞に誇りを持ってもらいたくて、
同胞が多く住む、大阪市にコレクションを寄贈したらしい。
素晴らしい話やなあ。
次は日本の陶磁器コーナー。













野々村仁清さんのお弟子さんやったんや。


この壺、驚くほど馬鹿でかい。


ほんま、ええ景色。

そやそや、コレクション展が充実してて忘れかけてたけど、
今回のメインは、上海博物館とのコラボやった!

なんか写真に撮ってええもんか、
迷う。


見事な雲龍紋。
宮廷向けでも、
皇帝用ではないのか、四爪。












大好きな逸品。























すごい観応えでしたわ〜〜。
並べてるものは、上海博物館も東洋陶磁美術館も、
同じ中国のものがほとんどやったんやけど、
その集め方のセンスみたいなものが微妙に違ってて、
ワシは、どちらかと言うと、身贔屓ではなく、
東洋陶磁美術館のコレクションの方が、
好きなものが多くて、
やはり日本に生まれて日本に育ったから、
収集するセンスが合うのかもしれんなあ、思いました。
あ、どっちが良くて、どっちが上、とかではなくね。
あくまで好みの問題として。
そして、欠かさず観に行く鼻煙壺室。
ああ、やっぱり好き。



昆虫の鼻煙壺。
レプリカ作って欲しい!
さすがに疲れたので、西天満竹井に行って、休憩しようかと思ったら、
お休みでした〜。


定休では、なかったはずやけど、、。
残念!

