リアルだから、余計に戦争の虚しさが伝わった。BBBムービー「十一人の賊軍」。

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この映画も上映時間、ちょっと長めなんで、躊躇してたんやけど、
なんだかそろそろ公開終わりそうな気配なんで、
えいや!と行ってきた。
行って良かったなあ。

基本はチャンバラ活劇の現代版って感じもしたけど、
ストーリーや見せ方が巧みで退屈せずに観られた。
苦手な戦闘シーンがすげえリアルで、
肉片の飛び散り方、鉄砲の衝撃の受け方、その音、
すべてが、今魔まで体験したこともないくらいリアルで、
ワシの「いやだ!」を掻きむしったが、
それはこの映画にとって必要なものだったのかもしれない。

権力に翻弄されて、なんとか自分の正義や信条に基づいて、
生きて行こうとするけど、やっぱり大きな波には抗いきれない庶民、
その権力も、さらに大きな権力に翻弄されて、
結果、憎しみ合ってるわけでもない人間同士が殺し合う。
権力の身勝手さ、戦争の馬鹿らしさの伝わってくる映画でした。

ワシのお気に入りの仲野太賀くん、
ちょっとかっこよすぎの気もしましたが、
「ワシも十一人目の賊軍じゃ」のセリフはめっちゃ良かったです。
賊か賊じゃないかってのは、所詮、権力から見たものであって、
人間個人のものではないんだなあ。

それにしても、駿河太郎さん、ええなあ!
カーネーションの時のひたすらええ人ってのもハマってたけど、
最近の「地面師たち」や「正体」の薄っぺらい嫌われもんな感じも、
あの爽やかな顔だと、すげえリアルに感じるんやなあ。
ええポジション、見つけはったと思います。

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