「どうすればいいのか」ではなく。BBBムービー「どうすればよかったか?」。
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凄まじい告白である。
本当にどうすれば良かったのだろう。
「原因や答えを求めてるわけではない」と最初に言われても、
どうしてもそれを探しながら観てしまう。
だって、タイトルもタイトルだしね。

きっと、タイトルの答えは、作者自身、見つけているのだろう。
それも、ずっと以前から。
そしてそれは多分、お姉さんのことを考えると間違ってない。
だけど、その場合、お父さん、お母さんは、どうなってたのだろう。
と思うと、それも正解なのかどうか、わからなくなる。
もしお父さんが先に亡くなっていたら、
あるいはこの映画は、その答え合わせのような
映画になってたかもしれないなあ、と思ってしまう。
お姉さんの早逝によって、この映画は、
お姉さんの生きた証、痕跡を、
作者自身が整理して、この世に留めておく、
記録的なもの、記念碑的なものになったのかもしれない。
家族には「これが正解」というものは、ないのかもしれない。
ずっと「どうすれば今より良くなるのだろう」と問い続けることが、
家族なのかもしれない、と思ったりもした。
この家族は、そういうふうに考えられたのだろうか。
と思った時、もう一度タイトルが頭に響いてきた。
「そうすればよかったか」という過去形。
もう変えられない過去。
だから、「原因や答えを求めてるわけではない」
という言葉につながるのかもしれないなあ。
もう重すぎて、なかなか頭がまとまらないけど、
自分の家族について、もう一度、考えさせられる映画ではあった。
関係ないけど、お姉さん、スッピンやのに、
ずっとかわいらしかったなあ。

