「でたらめ」どころか、これ以上ないくらい緻密に構成されてる映画や思いました。BBBムービー「大長編 タローマン 万博大爆発」。
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セットも70年代の映画やテレビドラマ風、
役者は服装や髪型、メイクだけでなく、
役者自体の選び方や演技も、その頃のテイスト、
音作りも完璧に70年代風、
岡本太郎さんの言葉も散りばめて、
思想も踏まえた上で、
70年代要素をパズルのように組み合わせて、
「でたらめ」をテーマに、2時間の近くのストーリーを、構成する。
考えるだけやなくて、細部までそのこだわりで、
作り上げていく技術もすごい。
でたらめどころか、水も漏らさないくらい、
緻密に構成されてる映画やなあ、思いました。

まあ、その緻密さに途中でちょっとついていけなくなりそうで、
どれが「でたらめ」で、どれが「秩序」なのか、
よう分からんようになってきて、
ストーリーを追うより、その場その場を楽しむようにしたんですけどね。
世界としては「ザ・昭和」で、
ビックリハウスや当時の宝島が好きやった
ワシの好みにピッタリやったんですが、
やはり2時間は、ちょっと長いなあ、と思いました。
映像が、ものすごく濃ゆいのもあって、
観終わった時には、少し胃もたれした感じが、残りました。
ゆーても、還暦過ぎの胃袋ですからね。
個人的には、テレビの5分番組で観た時の方が、面白く感じました。
まあ、これだけの長編を、
ほころびなく、同じ世界観でまとめたスタッフの努力には、
惜しみない拍手を送らせて頂きます。

