迷いながら、疑いながら、生きてゆく。信者には、ならない。
なんだかんだと、迷いっぱなし、疑いっぱなしで、
心の平穏など、程遠い気のする毎日である。
けど、これはこれでええのかも、とも思ってる。
いつかは、迷いも疑いもない、
悟りの境地に辿り着くのかもしれないけど、
それは今生ではない気がする。
悟りを得ずに、そういう境地に達したかのように、
錯覚できる方法があるのは、知っている。
何かの熱烈な信者になることである。
楽になるのかもしれないが、
その方法は取りたくない。
自分で辿り着いたのではなく、
何かにすがっているだけなので、
それ以外の意見を、考えることもなく、
いとも容易く否定する。
その教えを盲信してるので、
どんな理不尽な教えでも、
疑いを持たない。
そんなふうにして得られた心の平安など、
薄っぺらくて、ワシは嫌だ。
どれだけ落ち着かなくても、
世間を、世の中を、政治を、
自分自身をも、
疑いながら、迷いながら、生きていく。
その気持ちだけは、疑いも、迷いもない。

