矢野絢子 × 梅津和時 × 上地gacha一也 × ワタンベ@レインコート。
昨日は、メンバー見て、「なんじゃこれは!」とビックリしたライブ。
矢野絢子ちゃん(鳥取&高知の二拠点生活中)のピアノ&ボーカル、
サックスなど管楽器の梅津和時さんは埼玉から、
ベースのガチャピンさん(上地gacha一也 さん)は、沖縄浦添勢理客から、
ドラムのワタンベは奈良生駒から。
住んでる場所もバラバラだし、
この4人で、一緒に演奏してるの、観たことないし。
どないなってるねん!
矢野絢子ちゃんの人脈の凄さに、恐れ慄きつつ、
「これはぜひ確かめねば」と、レインコートに向かったのであった。
最初から、ちょっとビックリ!
絢ちゃんと梅津さんのインプロピゼーションから始まるとは!

歌が入ってくると、往年の大人向け歌謡曲の、
テラテラとにぶく光る怪しさと、ジャズが混じってる感じで、
なんとも、ゾクゾクする色っぽい大人の音。
梅津さんのサックスが絶叫してる!
すげえ!おもろい!!
梅津さんと交代で、ガチャピンさん登場。
あれ?ガチャピンさん、ヒゲレス?
ちょっと見慣れなかったのでビックリ。
最初は、ゲストと一人ずつやる感じか。

なんか、歩くようなテンポ感が楽しい曲やな。
ガチャピンさん、こんなんもやるんやなあ。
この日は二十四節気の中の、黒の日やったらしく、
出演者のドレスコードは黒、
絢ちゃんの曲の中でも、黒くて、物騒な曲ばかり取り揃えてるらしい。
物語っぽい曲を目をつぶりながら聴いてると、
なんかジワーッと汗かいてきた。
黒の毒気にやられたのかもしれない。
ガチャピンさんと交代して、ワタンベ登場。
普段やってないらしい、20歳、18歳で作った、
「エデン」と「僕の嘘」という曲。
初めて聴くと思うけど、
ワタンベのオモロさが発揮されまくる激し目の曲。
絢ちゃんが「ワタンベの良さを活かすには、どの曲がええんやろ」
と考えたんやろなー。
それって、なんか嬉しいなー。
絢ちゃん、痺れるようなワタンベのドラムに興奮して、
「かっこいい!世界一かっこいい『かっこよ村の村長さん』決定!」と、
かっこいいことを、世界一かっこよくない表現で言う。
戸惑うワタンベ(笑)


お、で、一部最後は四人でやるんや!
黒軍団、ビジュアルも圧がすごいが、
それ以上に音が、すげえ迫力。
後ろから追いかけられてるようなリズムで、
なんかつんのめりそうになる。


お、梅津さんティンウィッスル!ケルトってわけじゃないけど、
草原が広がる風景が見えてくる雄大な曲。

続いて梅津さん、クラリネットに持ち替える。

いろんな梅津さんが観られて楽しいなあ!
梅津さん自身も、すごく音を楽しんではる気がした。
二部は、ワタンベと、ピアノレスで、ドラム&ボーカルだけで。


こりゃすごい!
メロディ楽器、ないのに、なんかすごく奥行きのある音楽!
激しくて,,ちょいパンクな味わいに、
ラップな匂いが足されてる。
なに?この音楽!かっこいいー!
さすが、かっこよ村の村長さん!
絢ちゃんも、終わった途端、ひとこと「村長!」と叫ぶ(笑)
しゃあないワシも認める。
これからは、ワタンベのこと、村長と呼ぶ。

「ひとりのうた」は「みんなのうた」にたいこうして作ったらしい(笑)
ちょっとゆったり目の、しっとりした曲やのに、
ワタンベ、めっちゃ叩くやん!(笑)
なのに、それが馴染んで、すごくええんよな。
なんか不思議。
そして、再びフルメンバー。
四人での演奏は不思議で面白い。
ある曲では、それぞれが絢ちゃんも向き合ってて、
隣同士は、管楽器はもちろん、ベースとドラムも、別行動してるみたいなんやけど、
全体で聴くと、心地よく、ひとつの音楽に聴こえる。
かと思ったら、次の曲では、ドラムとベースがガッツリ手を結んで、強力なビート感。
めっちゃ色っぽいソウルバンドみたいやー。


絢ちゃんのピアノとボーカルはもちろん、
ブラシでなぜるように擦るドラム、
思いついたようにポロンと鳴るベース、
息の向こうから少しずつ現れてくるサックス、
そんな音が、ひとつひとつ愛おしい。
そしてその一音で曲の表情と奥行きをさっと変えてしまう。
やっぱりすごい人たち集めてるなあ。
で、すごく大きな物語を作り上げてくれた。
ラストは明るく楽しく、ちょっとやさぐれて、ちょっと悲しい、「ろくでなし」。
メンバー、それぞれをろくでなし呼ばわり。
ワタンベ、村長からろくでなしに降格。
いや、ある意味出世かもしれんな!
絢ちゃんのスキャットと梅津さんのサックスがバトってる!

やー楽しい!梅津さんも叫び出す。

アンコールは「てろてろ」&「人生よ上等だ」。
すごく良くて、「てろてろ」に人生の節目で出会って、
この曲を大切に思ってる友だちに、
30秒くらいやけど、動画を撮って送ってしまった。
絢ちゃんも、SNSにあげなかったら、短い動画はいいよ、
ゆーてたから、ええやろう。
なので、ここでは公開しません。
すんません。
「人生よ上等だ」では、観客も、気持ちよく歌わせて頂きました。
最後、クラリネットの先っちょを
カズーみたいにして吹く梅津さんと、絢ちゃんの
なんやよーわからんけど、おもろいバトルも観られたし。


ほんまに予想を超えるええライブでした。
って、どんなライブになるのか、
全然、予想できなかったんやけど。

