「ベルナール・ビュフェ美術館所蔵 ベルナール・ビュフェ―「線」に命を捧げた孤高の画家―」@中之島香雪美術館。
先日、中之島香雪美術館で開催中の、
「ベルナール・ビュフェ美術館所蔵 ベルナール・ビュフェ―「線」に命を捧げた孤高の画家―」を観に行ってきた。


ベルナール・ビュフェと言うと、
大阪の人は、名前は知らなくても、
作品は観たことあるって方も多いかもしれない。
阪急三番街の地上部分にある蝶のモニュメントの作者である。
蝶の下の文字(三番街のロゴ)も、ビュフェさん。
世界的に巨匠と言われてる割には、
日本では、それほど知られてない気がするし、
ワシもそれほど詳しくはなかったのだけど、
前々から「オシャレ度ではエゴン・シーレかベルナール・ビュフェやなあ」と思ってた。
絵に描かれたサインも、むっちゃカッコいいので、
ビュフェさんに蝶だけでなく、
ロゴまで、頼んだ阪急の方、
ええセンスしてはると思う。
そのビュフェさんの展覧会、
平日とは言え、こんなに空いてて、ゆっくり観られるものなのか。
ワシ的にはすごく気持ちよく観られてええんやけど、
神戸のゴッホ展が連日満員ての聞くと、
少し気の毒な気もした。
写真NGなので、会場の様子もお伝えできないのやけど、
むっちゃゆったりと気持ちよく展示してあって、
すごく居心地ええ空間でした。
基本的には、年代順に並んでいる。
強い印象を残す、輪郭線は、初期から感じられ、
その後、少しずつ太さや強さが変化するけど、
晩年までビュフェの絵を特徴づけてる気がした。
その線は、直線的でカッコよくて、
ダジャレやないけど「ほんまにええセンス」思いました。
ワシの頭の中ではポスターにも使われてるモノクロっぽいイメージなのだが、
やや暗い印象はあるものの、けっこういろんな色、使ってるんやなあ、思った。
そういうイメージと違う色使ってっても、
ビュフェっぽいのは、貫き通してる。
数点、違う画風に挑戦してる作品もあったけど、
あれって、他の画風を描きつつ、
自分の現在位置を確認してるのかもなあ、って気がした。
根拠はないんやけど。
これだけ「線」にこだわった人やから、
エッチングとか版画に興味が向くのも、よくわかる気がした。
建物や風景、人物以上に印象的やったのは、虫や蝶や動物類。
人間嫌いやったから、画材を他に向けたんかもしれんけど、
愛情持って描いてる気がした。
そう言えば、人物画は自画像か奥さんの像やった気がするなあ。
日本によう来てたらしく、
相撲とかモチーフに描いてたらしいのだが、
その作品がなかったのは、少し残念。
ビュフェは、当時の抽象画が流行してた世の中に
背を向け続けたって、言われてるらしいけど、
ずっと観てると、抽象画のエッセンスとかキュビズムのエッセンスとか、
取り入れて、自分の世界を広げて行ってるように思えた。
それって、ただ抽象画、描いてるよりすごいことのような気がするなあ。
最後のコーナー、常設展示の茶室「玄庵」にビュフェの屏風、
立てたコーナーのみ、撮影可能でした。


なんかこの展示、ビュフェ、気にいる気がするなあ。
根拠ないけど。
ここ小さな美術館だからか、グッズはあまり期待できないんやけど、
今回は、ビュフェの卓上カレンダーがあったので、思わず購入。
ワシ、卓上カレンダー、いくつ買ったやろ?
あと、むっちゃ小さいマグネットで、何に使うのかようわからんのやけど、
100円やったんで、三種類とも買いました。

マグネット、よう見たら切り込み入ってるな。
紙を止めるのにええのんかもしれんな。
ビュフェ展、12月14日まで。
是非是非!
静岡、沼津の少し奥にあるらしい、
「ベルナール・ビュフェ美術館」、一度行ってみたいです!

