鎌田敏夫さんのエンディングフレーズの連発に、やられちゃいました。BBBムービー「五十年目の俺たちの旅」。
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中学生くらいの頃に観て好きで、
こんな生活に憧れてたドラマのシリーズの、
50年後の続編ということで
「あの頃、憧れてた気持ちを折っちゃわないか」と、
少し不安で、観にいくか、すごく迷ったんやけど、
思い切って行ってみた。
基本的には、往年のファンが、思い出で観に行く映画なんやろな。
ワシとしては、好きだったことは確実で、トーンは覚えてるんやけど、
エピソードとかは、ほぼ忘れてるし、
「俺たちの朝」とも混じってたりするので、
過去エピソードをベースに話を展開されると、
けっこう置いてけぼりにされたしまった気がした。

で、いろいろ過去エピソード絡める上に、
新エピソードも付け加えるもんやから、
いろいろ、置き去りになった話もあって、ちょい散漫な印象がしてしもたなあ。
しかし、最後、鎌田敏夫さんのフレーズ連発にはやられてもた。
あれがあれば、ワシ含め、往年のファンは、
それだけでも、イチコロかもしれん。
あそこの言葉だけ抜き出した本とか、売ってないのかなあ。
あったら、めっちゃ欲しい。
映画の中身としては、芝居やリズム感が、あの頃を踏襲してるのか、
現在のシーンでも、けっこう昭和的で、
途中、何度か「恥ずかしー!」てなってしもた。
ラストの3人が黒白赤で統一されてるコスチューム、
オシャレを意識してるんやろうけど、
これをオシャレやと思ってるんや、ということ含め、
絶妙にダサくて、一番恥ずかしかったかもしれない。
人生の終盤期に差し掛かった彼らの葛藤、
悲しみや切なさを描いてるってことでは、
やはり、あのドラマで育った世代に向けた映画で、
この映画で、いろいろ思うに至る人も、
たくさんいるんやろなあ、とは思った。

