中之島美術館巡り③没後50年 髙島野十郎展@中之島美術館。
サラ・モリスのあとは、同じ中之島美術館で開催中の、
「没後50年 髙島野十郎展」に。
サラ・モリスの話は、こちらに。
この人も、あまり知らなかったんやけど、
少し前、NHKの日曜美術館でやってて、
むっちゃ興味持った人。
久留米の裕福な醸造所に生まれ、東京帝大を首席で卒業しながら、
全然違う画家の道に進み、
画壇とは距離を置き、ほとんどの画家との繋がりもなく、
生涯独身で過ごし、
生きてる間は、画家として有名になることもなかった、という
浮世離れした仙人のような人生が、
すごくおもろいと思ったのだった。







スーパーリアルと言っていいほど、
リアルな画風なのに、何かそこに、
不思議なくらいシニカルな毒気を感じてしまう。
何かよからぬものが近づいてきてるような気がしてしまう。
「友禅菊」の張り付いたように正面を向いてる様に、
意図は分からないものの、何かの意思を感じてしまう。

抽象画にも思えるこれは、目を瞑ったときに、
闇の中に見える残光らしい。
それを描こうとするんや。


光に興味があると言うことは、
闇にも興味があると言うことなのか。



野十郎さんは「蝋燭の画家」と呼ばれてるらしい。
長年、執拗に、同じような背景、同じような色味で、
同じような長さの蝋燭を描いてはる。
やはり光へのこだわりが尋常じゃないんやろな。

確か、番組観たときに一番印象に残ったのは、
このリアルな「からすうり」。




ワシ的に一番強烈やったのは、この自画像群。
同じ人を描いてるとは思えないくらい、違ってるのに、
どれも、こっちを真っ直ぐに、
ワシの目を見てるのではなく、そのずっと先にあるものを
見つめているような力強い目線に、
観てて、思わず目を逸らしてしまった。

グッズはありきたりのモノしかなくて、
残念!って思ってたんやけど、
4種類の羊羹が置いてました。
この日、会社時代の先輩たち4人と食事会の予定やったので、
ちょうどええわ、と買ったんですが、
その先輩たちの老化話がおもろすぎて、渡すの忘れてました。
ワシ、羊羹、そう得意でもないんすが、
ゆっくり食っていきますわ。



中之島、春真っ盛りで、カラフルです。
ヒヨドリが花の蜜、吸ってました。

