真昼に其々のフォークショウ〜良元優作×長野友美×ラリーパパ@ムジカジャポニカ。

本日は、お昼から極楽味わって参りました。
ムジカで魅惑のスリーマン。
まずはラリパパのチョウ・ヒョンレさん、久しぶりやー。
休みの午後に、ふわん!とええ気分。

目の前にあるのは、平和で穏やかな風景だけど、
振り返れば、繊細で揺れる心が見え隠れする。
チョウさん曰く「自虐ネタ」らしいです。
その自虐が「あ!ワシも」と思うところあるから、
ワシにも刺さってくるんかなあ。

チョウさん、何曲かやり直ししたけど、
その時、思ってること、全部口にするんやな(笑)
「昨日、カポした方がええ、思ったんやった」
「あれとは違うバージョンやろう」『あれ』を知らんがな!(笑)

ちょっと激し目の曲で、伸びる声を聴くと、
「ああ、この人はラリーパパのボーカルやったんやなあ」と思い出します。
久しぶりにチョウさんの伸びる声にグルグル巻きにされた気分に震えました。

二人目は、これも久しぶりの長野友美さん。
長野さんの音楽聴いてると、
なんかシュッと冷えた晩秋か冬の空気の漂う、
田園風景とか草原とか山とか海とかを、思い描く。
けど、震えるほど冷たくはないのだ。
むしろ、その冷たさがあるからこそ、
感じられる温かさがあることを思い出すのだ。

長野さん、バンドではケルトの曲やってたりするけど、
その空気感、温度感と、ソロのそれは通じてる気がする。

そして、数回しか聴いたことない曲でも、
一度でも聴いたことある曲だと、
「知ってる」という気持ちより「懐かしい」という気持ちを、強く感じる。
初めて聴くより前から、知っていたような気持ちになる。
そして「またここに帰ってきたい」という気持ちが湧いてくる。
不思議な懐かしさだ。

ラストは、立ち上がってア・カペラで、
「長崎ぶらぶら節」からの「歌の途中」。
圧巻!上手いのはもちろんやけど、ほんまに存在感のある声やなあ。

また長野友美さんブームがやってきそうな気になる、
凛とした演奏でした。

トリは良元優作くん。
肩から力の抜けた、ええ演奏!
客席のチョーさんとのやり取りも楽しい。
曲の途中やのに!(笑)

そーそー!今日は優作くんのカバーアルバムの発売日。
すかさず手に入れましたよ!

おっと、なんかええぞ!今日の優作くん、ええぞ!
声がいい、グルーヴが抜群にいい!
こんなグルーヴィーな「風につらつら」初めて聴いた気がする。
ギターの音も、クリアでええなあ!

音楽はむっちゃええねんけど、ちょっと長めのMCのあと、
ふと我に帰って「今日、まったく、ちゃんと喋れてませんね」(笑)
まあ、いつもとそんなに違う気もせんかったけど(笑)

このギターで「キムおじさん」のギターソロやってくれたら、
むっちゃきれいやろうなー、思ってたら、やってくれた!
やった〜〜!ほんま美しかった!予想以上に美しかった。

後半は、観客も歌うコーナー!
楽しかったー!
自ら曲中に「負けへんで」のコール&レスポンス、アンコール。
何回「負けへんで」ゆーたことか!

珍しく「ドック・オブ・ザ・ベイ」がラストに。
この曲がラストを飾る曲に成長したんやなー!
って感じのする、ええ空気流れる気持ちのいい演奏でした。

アンコールはおお!三人で!
何やるか揉めたらしいけど、三人がなんとか共通で知ってる
「トップ・オブ・ザ・ワールド」に。
もちろん優作くんが、この曲、歌うの初めて聴く。
チョウさんも、誤魔化しながらなんとか歌う(笑)
長野さんは透き通るような声で。
休日の昼間らしい、ええ組み合わせのライブでしたわ〜〜!

てなわけで珍しく仕事のあったワシは、ノンアルでライブを楽しみ、
とっとと家帰って、サザエさんも観ずに仕事して、
仕事終わってから、早速、優作くんのニューアルバム聴きながら、
ニヘラニヘラしてるわけである。

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