ワシ史上、最高かもしれない、じじばば映画。BBBムービー「2度目のはなればなれ」。

関連サイト
元々、じじばば映画が好きで気づいた、じじばば映画は、ほとんど逃さず観てるんだけど、
これは、その中でも、一番、ジュワ〜〜〜っと沁みてくる映画だった。
おじいちゃん、おばあちゃんが、魅力的すぎる。

実話ベースというのが、なんとも微笑ましい。
出会った時から、老人ホームで共に暮らす二人。
おばあちゃんが何とも、お茶目で可愛らしい。
それでいて、夫が自分にも言えない傷を抱えてることをちゃんと分かってる賢さもある。
おじいちゃんは、おじいちゃんで、これがまたかわいい。
けど、自分の過去と向き合う勇気を、やんわり振り絞っている。

周りの人々が、またいい。
老人ホームで二人の世話をするスタッフ、手を焼きながらも、
この二人を愛してるんだろうなあ、というのが伝わってくる。
そして、おじいちゃんと旅先で会う、これまたおじいちゃん。
同じ戦争の同じ作戦に参加してたけど、そのときは知り合いではなかった二人が、
ロードバディのような間柄になる。
あの友だちになった、おじいちゃんの気弱な面を見たから、
このおじいちゃん、勇気振り絞れたんやろなあ。

そして、目の前で友が散って行く戦争の恐ろしさ。
どんぱちどんぱちやる戦争映画よりも、
なんかすごく、戦車の重みや、弾丸の鉄錆みたいな、
リアルを感じる映像だった。
それが、そのままおじいちゃんのトラウマに重なってくる。

元ドイツ兵とのやり取りが素晴らしかった。
かつて、戦いあった人たち。
もしかしたら、戦友を殺したのは、
目の前のこの男かもしれない。
だけど、今は、お互い、傷を抱えるもの同士として、
分かり合う。

いい脚本を、いい役者が演じて、
いいスタッフがフィルムに残した、
幸せな映画だと思う。

ポスターにもなってるおばあちゃんのセリフ、
これはおじいちゃんが、傷を乗り越えて、
おばあちゃんと、その傷を共有できるようになった証なのだろうな。

邦題も、深いなあ。
もうタイトルから、「では1度目は?」と思わせる。
その1度目こそが、この映画の基本テーマやもんなあ。

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA