古藤只充&佐藤GWAN博@新樂山。

こないだ火曜日は、新樂山へ。
6年前、人づてに知って、いつか観たいと思ってた対馬の古藤只充さんと
お名前は各方面でお聞きしたけど、生で見たことなかった佐藤GWAN博さんの
ライブを観に行って来た。

周りを見渡して、ちょっとビックリ。
犬山のふぅさんがいる。
他の人もふぅさんと同年代っぽい人が多い。
「もしかしたら、ワシ最年少?」
皆さん、集まり早い早い!
結果、ワシ久しぶりの最前列鑑賞です。

まずは、古藤只充さんから。
年齢を経ないと出てこない枯れた味わいがあるんやけど、
どこか童謡を聴いてるみたいな懐かしさも感じる
哀しくも優しい歌やなあ。
一曲目は、2フレーズずつ歌って、
次は、さっきの2フレーズ目が、ひとつ目のフレーズになる、
なんか連歌みたいな構成がおもろかったです。

「魚たちの見た夢」では、
とても美しい子守唄のようなメロディで優しい声で、
美しい風景の中にある戦争の恐ろしさを歌ってはった。
優しく美しい分、よけいに恐ろしい。

2019年発売のアルバム収録の歌だけど、
この歌を今聴くと、いつミサイルが自分を襲うかわからない中、
日々を過ごす、パレスチナの人たちを思い出さずにはいられない。

「はこべの花」は、なんだろう、
常吉さんに通じるものがあって、
少し常吉さんの声に脳内変換してみた。

わ!ええ感じ!常吉さんの声でも聴いてみたい!
もちろん、古藤さんの声の演奏も、素晴らしかったです。
ああ、やっぱり、ワシ、こういう歌、好きなんやなあ!

古藤さんの歌は、なにか生活の半径10メートル以内のことを
歌ってる感じがするんやけど、
そこに哀しみも人生も、すべてが詰まってる気がする。
自分の身の回りから普遍に到達する。
これこそ、ワシが理想とす芸術家なのかもしれない。

お!一番聴きたかった「十二月のコオロギ」。

この歌は、何か宮本常一さんや折口信夫さんの
民俗学の存在を思い出したりする。
その理由、はっきりとはわからないのだけど、
この曲が民俗学的視点で作られてる、というのではなく、
何か、研究素材として取り上げられそうな、
日本人古来のメンタリティに繋がってる気がするのかもしれない。

ラスト二曲は最近作った歌らしい。
まだまだ新曲作ってはるんや。
すごいなあ。
歌ったのは、死ぬ歌と、死んだ後の歌なんが、なるほど!(笑)

この曲もそーやし、MCもそーなんやけど、
ワシがこの日までに聴いたことのある、
静かな音楽からは想像できない、
思った以上にユーモアたっぷりの人でした。
なんか普通に話してるところから、
染み出してくるようなユーモアが、
面白くて、数日経った今でも、思い出し笑い、してしまいます。

対馬、遠いけど、また大阪来てほしいなあ。
なかなかない機会なので、見逃さず、
ライブにお邪魔したいです。

そして、佐藤GWAN博さん。
俳優、放送作家としても華々しい、活躍されてた方なので、
お名前は存じ上げてたのですが、
音楽は聴いたことなくて、
この日、初生ライブにして、初視聴でした。
奇しくも、この日が81歳のお誕生日。

そーとは思えないどこか若々しさのある声やなあ。
けどやはり年輪も感じる優しい声です。

言葉が練られてる。
さすが言葉のプロフェッショナルです。

高田渡さんのエピソードが楽しい!
もちろん歌うのはトリビュートでも歌ってはった「ブラザー軒」。
あ、ワシ、このカバーの入ったCD、持ってる!
「初視聴」嘘でした!
すみません!

優しい歌が続く。
きっと寝落ちしたら気持ちええんやろーなー!
最前列で申し訳なかったので、できませんでしたが、
せめて目を瞑って聴かせていただきました。
やっぱり気持ちよかったです。

俳優仲間の有名人に作ったシリーズは、
桃井かおりさん、松田優作さん、吉田日出子さん。
すごい人たちに曲作ってはります。

なぜだろう、聴いてるうちに、
中川五郎さんのライブを思い出してた。
音楽は、そんなに似てないのになー。

この日は、検査の前日で、お酒が飲めなかったので、
終演後、飲みたくならないうちに、お暇してしまいましたが、
せっかくの機会やったんで、出演者ともお話し、したかったなあ。
ふぅさんとも久しぶりやったんですが、
挨拶して、早々に新樂山を後にしたのでありました。

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA