春一番を撮り続けた写真家「糸川燿史を偲ぶ」レコードジャケット展@レコードシティ大阪買取センター。

ちょっと前のことになってしもたんですが、
十三のレコードシティという中古レコードの買取屋さんでやってた、
糸川燿史さんのレコードジャケット展、行ってきました。

なんでも、ご遺族から、糸川さんのコレクションの一部を譲り受けはったらしいです。
と言うことは、糸川さんが持ってらっしゃったレコードなのか、
これは、貴重や。

雨の中、会場に着いて、傘を畳んでると、会場の中から手を振る方が。
「初めてきた店なのになあ」と中に入ると、

千鳥温泉の桂さんご夫婦でした。
銭湯の定休日やから、出かけてきはったんですかね。
熱心にぷがじゃの糸川さん関連のスクラップを見てはりました。
このスクラップは、お店の方が、ずっと収集してはったみたいで、
こんなぷがじゃや糸川さんが好きな方のところにレコードが寄贈されるのは、
すごく必然なんやろなあ、思いました。

では、そのレコードジャケットの数々を。
ワシが気になったのを撮らせて頂きました。

全景はこんな感じ。

写真、どの写真も、被写体との距離感が絶妙で、
被写体への思いが伝わってくる気がしました。

けど、ほんま、この保護ビニールというのは、よう映り込むなあ。
はやく、反射しない、マットなビニール、有機素材かなんかで開発されて、
商品化されないかなあ。

蔵書もお店の方のかな?
ほんま、お好きなんやな。
きっと春一番かどこかでお会いしたことあるんやろうな。

写真集に、三上寛さんやAZUMIさん。
若い!

桂さん、スクラップに張り付いてはります(笑)

桂さん、読み終わられて、帰られたので、ワシが張り付きます。
ほんまおもろい!この頃のぷがじゃって、ほんまワシのバイブルでしたわ〜。

あべのぼるさんがタモリさんにひとこと、申し上げてはりました。

やっぱり糸川燿史さんって、大阪の文化の中心にいてはって、
動かしてた方なんやな。
糸川さんと福岡風太さんが同じ年に亡くなったってのは、
ある意味象徴的なんかもしれん、
と思ったりしました。
お二人の遺されたものを、受け継ぎつつ、
古臭い思い出だけのものにならんよう、
更新していこう。
ワシが世の中動かすことはできなくても、
ワシの心の中だけでは、その動きを止めないでおこう、
と、思いを新たにするのでありました。

いやあ、ええ時間、過ごさせてもらいました。
帰り道、久しぶりにしょんべん横丁通ると、
十三にも「庶民」できてたんや。
平日の真っ昼間やのに、混んでました。
さすが庶民!

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