何より人を惹きつける才能に恵まれた青年なのだろう。BBBムービー「コール・ミー・ダンサー」。

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インド映画、どれもみんなあんなに踊りまくってるのに、
「ダンスは女のやるもん」って偏見があったり、
ダンサーが職業として成立してないってことがまず驚きだった。
まあ、主人公マニーシュの目指すのはバレエなので、
映画のダンスとはちょっと違うかもやけど、
本人がバレエに目覚める前から、そんな感じはあったもんな。

いわゆる夢を目指す若者の、ドキュメンタリー映画で、
そういう映画、ほかにもまあまああるし、
その中で飛び抜けて劇的ってほどでもない気はするんだが、
主人公マニーシュという青年の飛び抜けて明るくてええやつっぽいところ、
ダンスに努力を惜しまないこと、
笑顔がこっちのやましいところまで照らしてくれるくらい、
気持ちいいことで、
観てて、惹きつけられる映画ではある。
それは映画に出てくるマニーシュの周りの人間も同じなのだろう。

経済的問題、年齢的問題、コロナ、
マニーシュの前には、どれひとつとっても乗り越えられそうな気がしない壁が、
次々に立ちはだかる。
だけど、その都度、何かしら、助けてくれる人や状況が生まれるのは、
周りの人間が、この青年のひたむきさや明るさに、
惹きつけられるからなのだろう。

特に、彼の才能を見出して、世に送り出そうとする
イェフダさんとの師弟愛は、
純粋に彼の才能と人柄を愛するイェフダさん、
先生という立場を超えて、人として彼を愛するマニーシュの気持ちが
ひしひしと伝わってきた。
いろいろ困難な状況に生まれたマニーシュだけど、
巡り合わせにだけは恵まれていたのだろう。
そして、その巡り合わせを呼び込む、
彼のキャラクターも、彼の才能の一部なのだろう。

まだまだダンサーとして成功したとは言えないマニーシュ、
これから何が待ち受けてるのか分からんけど、
いつか、なりたい自分になって欲しい、と、
応援したくなる映画でございました。

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