暮れの元気なライブはしご②雛罌粟(コクリコ)&パリャーソ@釜晴れ。
カニコーセンのライブ観終わって、そそくさとJR西九条に戻り、
環状線で新今宮、目指す。
なんとか、スタートには間に合ったけど、
すげえ人!!
さすが谷川賢作さん!
座るところなかったんやけど、
早苗ちゃんがカウンターの中に席作ってくれた。
ありがたい!
助かる!!
オープニングアクトは雛罌粟(コクリコ)さん。
詩人の詩に曲をつけて歌う、ウッドベースとボーカルの女性二人組。
なんや「かりきりん」の有名詩人バージョンみたいやな。
コクリコって聞いたことのない言葉やから調べたら、
「ひなげし」のフランス語なんやな。ええ響きの言葉。
まずは谷川俊太郎さんの詩をア・カペラで。

ボーカルの方、ご両親が、沖縄らしく「月ぬ美しゃ」。
情感、たっぷりですわ。
そして、声がデカくて、こぶしが力強い。
沖縄民謡とは、また違う感じ。
「方丈記」と「徒然草」、どっちかに曲をつけようと迷って、
方丈記は、真面目すぎる感じがして、
徒然草は、ズボラなどこがあるようで、
ってことで徒然草にしたらしい。
なんとなく、わかる!
確かに方丈記、ストイックやもんな。
ワシ、そこが好きでもあるんやけど、
徒然草の、なんとなく「しゃあないやん」みたいな感じも好きですけどね。
お!パリャーソとのジョイントで、岡林さんの「君に捧げるラブソング」。
賢作さんの鍵盤はもちろんええけど、
続木力さんのハープが、もう絶品!
ちょいと吹くだけで、色をつけて空間を広げる。
ハープソロ!ちびりそー!
いつの間にか、ハープを追いかけていることに気づく。

最後は四人で谷川俊太郎さんの「春の臨終」。
谷川俊太郎さんの言葉、ほんまひとことひとこと、
ちゃんと中身がこもってて、
流してる言葉がひとつもない。
これほど巧みな言葉の達人やのに、
言葉の限界もちゃんとわかってる。
いや、達人やから、その限界が見えたんかな。
聴きながら、そんなこと、考えてた。
休憩挟んで、パリャーソ。
鍵盤の谷川賢作さんとハーモニカの続木力さんのデュオだ。

賢作さんの洒落た鍵盤に、続木さんの広くて余韻のあるハーモニカが乗っかる。
「ブルースっぽいジャズ」ってゆーたら、そーなんやろうけど、
そんな言葉に収まらりきらない楽しさと広がりがある。
鍵盤ソロの部分で思い出した。
そーや賢作さん、歌いながら弾きはるんやった!

ああ音がコロコロ転がってる!気持ちええ!
おお!ドノバンの「ブラザーサンシスタームーン」!
続木さんのハーモニカ、なんか風景が見えてくる感じ。
映画音楽に合うわー。

こないだ観たばっかりの「バクグダッドカフェ」思い出す。
あれのハーモニカの曲、やって欲しいなあ。
おお!賢作さんが俊太郎さんの詩を歌います!
「かけ算」。
詩も素晴らしいけど、音楽としても、凄い!
なんか音楽だけで映画観た気分になる。
クールで、エッジの立った音楽。
映画の市川崑さんの話が、めっちゃおもろかったんやけど、
いつか本にされるそうなんで、ここでは秘密です。
「俺たちの朝」として有名な俊太郎さんの詩、
小室等さんバージョンは「青空に問いかけて」ってタイトルなんやね。
いやー!ええ曲!このドラマ、すげー好きで、
ワシも大学生くらいになったら、友だちと鎌倉でジーパン屋とか、
やるもんやとばかり思ってた。
あ、賢作さん、これの主演は勝野洋さんです。
長谷直美さんと小倉一郎さん、
オッスと、カアコとチューのトリオが、
なんかもう好きで好きで。
ライブ当日は、「俺たちの旅」とどっちやったか、
自信なかったんで、答えられず、すんません!
一転して、ピアソラ。
そら、ハーモニカ、合いますわ。バッチリ合いますわ。
むっちゃかっこええですわ。
ちょうど外が暗くなってくる時間。
哀愁が雪崩起こしてて、店の中に入り込んできて、
ちょい寂しくなってくるくらい。
ほんで、めっちゃ大曲!
これこそ映画でしたわー。
おお!山村誠一さんの「リトルナッツアイランド」!
賢作さん、アンデス、続木さんリコーダーで。

賢作さん、いきなりスキャット!サッチモか!
そのスキャット合図に、もうこれはダンスタイムやなー。

ほんで、賢作さんの今年最後のステージ、最後の曲は「山寺の和尚さん」(笑)
これも、むっちゃアップテンポでダンスチューンで、
時折フリージャズ的な感じもあって、むっちゃかっこええ!
賢作さん、曲に載せて、衝撃の告白!
俊太郎さんの四十九日、元旦らしい(笑)
笑っちゃいかんけど、なんか俊太郎さんっぽいなあ。
「めでたい日にごめんね!だけど面白いでしょ」って、
舌出して照れてる俊太郎さん、思い浮かべてしまった。

アンコールは、観客もみんなで「鉄腕アトム」!
おお!あのイントロから再現してくれるんや!
大声で歌って、気持ちよく終了いたしました。


俊太郎さんが亡くなったこの年、
どうしても聴いておきたいと、体力心配やったけど、
頑張って行って、ほんまよかったです。
で、ワシは、また挨拶もそこそこに、
今年最後のライブ会場へ向かうのでした。
賢作さん、続木さんのパリャーソのお二人、
米須昌代さんとYasumin.H。さんの、雛罌粟のお二人、
ありがとうございました!
またお待ちしてます。
早苗ちゃん、今年もほんまにお世話になってありがとう!
また来年もよろしくやで〜〜!

