わわわわわ音楽祭@味園ユニバース。
京都からお京阪で大阪に向かう。
行き先は、これが最後かもしれん味園ユニバースの
「わわわわわ音楽祭」。


開始30分前には着いたんやけど、
もうすごい人!
知り合いも、やたら多い!
こんなにユニバースに人が入ってるの見るの、初めてかも。
屋台もいっぱいあって、どれも美味そうで迷う〜〜〜!
とりあえず、知り合いがやってるってことで、
バンコさんで、小腹を満たす。
ああ、やっぱり美味いわ〜〜。
「そろそろ始まる頃かな?」と思った瞬間、
いきなりのすげー爆音!
ワタンベや!アッコちゃんや!稲田さんや!森本啓太郎さんや!
ギターのShu Suzukiさんは初めて観たかも。

そして、ONIちゃんの登場や!
「ONIのバンド」勢揃い。
ど頭からすごいテンション!
62歳、数えやと64歳のワシ、
最後まで持つか心配なるレベル。
観客もすごいエネルギーで、
置いてけぼりになりそうやけど、
ONIちゃんは、やっぱりONIちゃんで
「やっとわかってきた」とか歌詞聴くと、
なんかジワーっと音楽が体に入って来て、
ようやく、体も心も落ち着いて、
音楽を聴く体勢が整って来た気がした。






歌の途中、ONIちゃんに、
「ずっと勤めてきて、やっとわかってきたこと」は何か、
突然インタビューされるユニバースのスタッフ。
答え、「大人の事情」(笑)
おもろい!百点!!
おもろいけど、もうすぐ閉まってしまう、
ユニバースへの味園ビルへの愛情もちゃんと感じる。
そしてその気持ちも歌に乗せていく、、。
ONIちゃんの一部になってるような、
味園ビルへの愛情と感謝が塊になって、雪崩れ込んできた。
ええライブやなあ。
と、時わ〜〜っとしてると、なんだ?
ポールダンサー現れたぞ!(笑)
なんでもありのすごいライブやなあ。



なんかすごいたくさんの人が、
「ONIのバンド」の音に、歓声あげてるの観て、
さらに、泣きそうなってしまった。
DJタイム、魂抜かれたみたいにボケ〜〜っとした後は、「在日ファンク」。
ハマケンさん、役者業もお忙しいやろうに、
こんな大人数で来てくれるんや!
ホーン主体のファンクって、ほんまかっこええし、
なんか色っぽい。
ユニゾンがピタッと合ってるとことか、もうドキドキしてまう。
さすが場慣れしてはって、観客乗せるのも上手い。
ワシも、忘我。
なんか体揺らすこと以外何も考えてない。
いや、揺らそうともしてなかったな。
勝手に揺れてるだけ。
ハマケンさん、歌だけやなくて踊りもかっこいい!
とても数日前、戸籍売ってビクビクしてた人とは思えない。
あ、ドラマでね(笑)
メロディというよりフレーズの積み重ね、ファンクなギター、
なんかエロいプラス、ギラギラとしたステージ、
音楽は全然違うけど、初期のロキシーミュージックのかっこよさと、
通じるもんがあるような気がした。









上手くて、素晴らしいエンターテイメントなんやねんけど、
ある意味、音源聴いてるみたいに感じるような気もせんではない。
たまには、こんな完璧なエンターテイメントもええけど、
個人的には、「ザ・たこさん」くらい、
ちょいずれや揺らぎみたいなんがある方が、
ワシとしては、安心して楽しめる気もした。
けど、圧倒的に人を乗らせるエンターテイメントであることは間違いない。
ええもん、観せて頂きました。
すげえ熱いライブに、ものすごい数の観客。
ひとステージ終わるごとに、魂が抜ける。
ボ〜〜っとしてたり、トイレ行ったりしてるうちに、
DJタイムがすぐ終わってしまう。
もうトリが始まるみたい。
トリは「民謡クルセイダーズ」。
生では、むっちゃ久しぶりやなあ。
やっぱり上手いなー。
このバンドもブラスの合い方、すごいし、
民謡ボーカルのツヤっぽいこと!
そこに縦乗りの強烈なリズム。
まさにジャパニーズファンク。
コンガの転がって行く音が気持ちええ。



「貝殻節」で若い人が盛り上がってる風景、
なんかジーンとしますわー。
この時、ふと後ろから声かけられた。
うわ〜〜〜!20年以上前、仕事でよう会ってた、
カメラマンの西川くんや!
よう気づいてくれたなあ!
こういうところで久しぶりの人に会えるのも、
「わわわわわ音楽祭」のおかげや。
西川くんも、こういうの好きなんや!
なんか今まで以上に距離が近くなった気がする。
その後、マッカーサーアコンチのアチャコさんにも声かけて頂いた。
ほんま、思いもかけない久しぶりの人に会えるの、嬉しいなあ。
ライブ以外にも「来て良かった!」と思える出来事でした。
ラストはやはり「会津磐梯山」。
やっぱりブラスユニゾンの「キャラバン」、混ざります。
わー!ア・カペラで観客が民謡、歌ってるー。
もうたまらん!またもやウルウル。
アンコールは、ハマケンさんとオニちゃんもステージに、
で「炭坑節」。
イントロが、まるでスペシャルズやんけ!
オニちゃんが引っ掻き回してええ感じや!
やれ〜〜やれ〜〜!オニちゃん!!

最後、主催者の方のご挨拶。
ここにもこのユニバースへの愛が詰まってて、
「ほんま、ええ場所やったなあ」との思いが、はち切れそうになる。
みんなに愛される素晴らしい箱やったなあ、
なんで潰さんとあかんのやろ。
万博なんかより、ずっと大事な文化施設やと思うなあ。
「この階段登るのも最後かもしれん」思いながら、
ゆっくり階段を登り、外に出る。
それほど酔ってはいない。
気持ちは昂っている。
仕方ない、アガッタさんに寄っていこう。
時間は22時過ぎ、
アガッタに向かう途中、つるとんたんにむっちゃ人が並んでるの、
少しびっくりする。やっぱり外国に人が多いなあ。
「ここに並ぶくらいやったら、アガッタの方が美味いのになあ」と、
少し思う。

アガッタ入ると、春子さんはおらんくて、
アンちゃんが一人でカウンターにいてはった。
アンちゃんやKTRくんや、そのお連れさんと、
しばしお話しして、気持ちが落ち着いた。
泥酔することもなく、
一番気持ちええ状態で、家に着いて、ぐっすり眠る。
出演者の皆さん、主催の皆さん、お店の方々、
観客の皆さんも、ほんま、ありがとうございました!