にしもとひろこ個展「小さなユートピア」&個展演奏会「夜宵の酔い」DOGUライブ@ギャラリーバンコ。

日曜は、玉造のバンコで開催中の展覧会と、
その展覧会開催記念ライブに。
玉造まで、家出てから30分で行けた!
なんとなく遠いイメージやけど、
意外と近かったんやな。

今回の個展の作家は、にしもとひろこさん。
Colloidやたゆたうでワシがライブ行きまくってる、ひろちゃんや。
今回は、Colloidのメンバー、アッコちゃんとよう子ちゃんの、
3人でやるときのユニット「DOGU」。
「DOGU」は、3人プラスαでやることが多い。
今回の「α」はワタンベや。
これは、おもろそう!

ステージ=展示会場ということらしいんやけど、
もうステージにはライブのセッティングがされてた。
展覧会はライブ後のようや。
ほんなら、まずは、美味いバンコの飯で腹ごしらえや。
ほんま、何食っても美味いんよなあ。
水餃子が、タレも美味くて、最高でした!

お!メンバー出て来た。
まずは、ひろちゃんの挨拶。
個展開催おめでとー!

てことで、相変わらず、スチャラカなひろちゃんMCと、
息の合わない「いっせーの」でライブの始まりです。

しかし曲が始まると、息が合いまくる。
空気まで、ガラッと変わる。
ワタンベのリズムだけのア・カペラで大和歌っぽい曲。
さあ〜〜っとステージが、いや会場全体が、
DOGU色に染められて行く。

曲が重なるごとに、自分の心のどっかに眠ってたもんが、
起こされて行く。
眠ってたことどころか、持っていたことも忘れた何かが。
「ワシ、こんな気持ち持ってたんや」
「なんでこの曲を懐かしく感じるんやろう」
不思議な気づき、、。

まあその間に箸休めのようなスチャラカMCがあるんで、
現実に戻ってこれるんやけどね。
あのMC、そういう役割があるのか(笑)

「お祝いの歌」は、たゆたうの曲。
初めて?やなくても、めっちゃ久しぶりに聴くのかも。

そして薄花葉っぱの「うすもも」。
こういう懐かしい曲が聴けるのも、
DOGUの嬉しいとこやなあ。

なぜか福岡の秋月の風景が頭に入って浮かんでる。
あのワシの大好きな小川の光景。
別に、あそこで聴いてたわけではないのに。
こういう曲に呼び起こされる風景って、ほんと不思議やなあ。
きっと何かで繋がってるんやろうけど、
いつもわからないままになる。
で、なんか「それでええんやな」という気になる。

アッコちゃんのバイオリンがもうめっちゃ懐かしい音。
大正浪漫?
バイオリンよりビヨロン(ヸオロン)と呼びたくなる音。

高まって行くとこ、フロント三人の息の合い方もすごいけど、
後ろから追い立てられるようなワタンベのリズムがほんまワシの好物!

「夜の舟」、ほほう、ア・カペラからの導入のウッドベースのとこ、
そうなるんや。
爽やかな感じですわ〜。
なんか会場の船を逆さまにしたような形なので、
全体が舟になって進んでいく気がした。

むっちゃ良かったど、最後は、ワタンベも歌ってるのがおもろかった。
まあここ、ア・カペラやし、他にやることないしな(笑)

と、休憩の時、ゆーたら、
アッコちゃんに「言い方!」言われてしもた。
すんまへん!

二部はちょっと酒回って来たので、記憶あやふやです。
MCなしで、ヌルッと始まったはず。
気がつけば、早くも桃源郷にいるような気分。

音の極楽の後は、笑いの天国へと。
MCがおもろ過ぎ!

ワタンベのときどき音がスコーンと抜けて来るドラム、
ほんまええ気持ちや。
曲は「酩酊紀行」やった。
ひろちゃんのコーラス、たゆたい過ぎて
「あれ?誰がテルミンを?」と思ってしもた。
ひろちゃんの声やったんやな。

「東京ティティナ」はタンゴ調なんやろか?
このメンバーでは珍しく舞踏的な縦乗りの曲で、
手拍子飛び出す。

ひろちゃんギターでソロイントロ。
途中で中断。
「はは!うっとり」って。
ほんま自由やなー。
この日は、ひろちゃんの個展やし、
お誕生日も近かったので、
なにさすが「ひろこの王国」

乾杯のあとのアンコールは「鳥の歌」。
これもゾワゾワする曲なんよな〜。
ドラムソロに続いて、みんなの叫びコーナー。
アフリカかよ!
ほんま自由で楽しくて、ゾワゾワするライブでした。

終わってから、展示会の始まり!
けっこうもう売約済みなってるやん!
ひろちゃん、すげえな。
基本はシックな色の陶器なんやけど、
どこかに赤い色、使ってるのが多くて、
なんとなく、「やっぱりひろちゃんやな〜」思う陶器でした。
特に高台&底のとこ、全部観たわけやないけど、
観た分は、みんな赤かったです。

アフターライブでは、サプライズケーキ。
美味しかったです!

ひろちゃんの展覧会は2月11日まで。
在廊日、上のフライヤー写真に載ってるので、
ひろちゃんと会いたい方は、その日に!
途中、作品入替があるので、
いつ来ても、作品満タン、何度来ても新しい作品の見られる展覧会みたいですよ。

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