「僕らのサンバレー」JUNGLE BOO、良元優作、スワップバザー@ハードレイン。

先週土曜日、意外な組み合わせのライブ観に、ハードレインへ。

まずは、久しぶりのJUNGLE BOO。
うむ!元気で、よろし。

これぞスリーピース!シンプルでタイト。
三人とも歌うんやな〜。

ベースの人、よー動かはる!
体も動くけど、指もギター並みに動かさはる。

シンプルに聴こえても、
リズムのベースがセカンドラインだったり、
工夫が仕込んであっておもろくて、飽きがこない。

ムーチョくん、普段どっちかとゆーと静かな方なイメージやけど、
こんなエネルギーぶつけて、ライブやるんやなー。

「このままずっとこのまま」って曲、ええ曲やったなー。
このバンドで、もっともっと磨けて、ええ曲になる気がする。

ムーチョくんのギター、
勢い良くて青春パンクっぽいんやけど、
ときどき、かつてのエコバニみたいな憂いとか広がりを感じて、
へ〜〜〜!ってなったりもした。

ドラム、すげえ上手いんちゃうやろか?
ずっとソリッドにリズムキープしてて安心感ある。

ベースはしっかりしてるけど、やんちゃ心を忘れない。

ギターとベースの二人、
ときどき、テーブルに飛び乗って、演奏。

そのまま楽器持ったまま、飛び降りるとこに、若さ感じましたw
ワシやったら、何も持ってなくても、
「よいしょ」とか言いながら、手ついて降りるやろな。
そもそも、あの高さが高所恐怖症としては、
ちょっと怖いし。

まあ、そんなことは置いといて、
グルーヴィな、ええライブやったなあ。
思わず、「ムーチョ、やるやんけ!」思いました。

続いては良元優作くん。
打って変わって「マミー」で静かに始まる。
もう、そこにはJUNGLE BOOのあったまった空気はない。
さすがやなあ。
それどころか、今まで賑やかやったからか、
いつもより余計に言葉が深く、心に突き刺さってくる。
こういう空気の使い方もあるんやな。
結果的にはJUNGLE BOOとのええコラボなんかもしれない。

この日はギターの調子がええみたい。
「ターちゃん」で細かく走る音がすごく気持ちいい。
しっとり、ゆっくり、じっくり聴くことにしよう。

静かに始まって、次第に体温を上げていくような構成。
「道間違える」の「見てくれ悪いで、ほんま」のとこで、
「エブリバディ」言われてもなー(笑)
一応歌ったけどもな。

「ドック・オブ・ザ・ベイ」の、
「孤独は僕を不幸にしてないよ」という歌詞が、
不意に心を突く。なんども聴いたことある歌詞やのに。
ああ、そーやわ、そーやな。
繋がることが大事、誰かと一緒にいることが幸福、
みたいに当たり前に、思わされ過ぎてるのかもしれん。
一人の時の方が、楽しかったり、
きちんと自分を把握できて、幸せやったりするかもしれん。
とか心に広がりながら聴いてた。

「スターマン」も、めっちゃ良かったなー。
優作くんにこの歌、って、初めて聴いた時、意外やったけど、
どんどん、優作くんのオリジナルソングに思えて来た。
歌詞、すごく優作くんらしい、日常から生まれて来た歌詞やけど、
どこかでデヴィッド・ボウイのオリジナルの歌詞と、
心情で繋がってる気がするのが不思議やわ〜。
優作くんが、言葉尻でなく、
衝動の部分で、この歌の本質を、
ガッツリつかまえてるからかもしれんなあ。

トリはスワップバザー。
出だしのギターソロのイントロからなんか響きますわ。

わ!片山さん、とんちTシャツ、着てはる!
ちなみにタオルはカニコーセンらしいっす。

元気のええ、アイリッシュパンク!
ワシ、やっぱり、こういうのん、
生理的に好きなんですわ〜。

アコーディオンの人、鞴座で金子鉄心さんとやってはる人らしい。
流石に、上手い。だけでなく、味がある。
ワンフレーズで物語を紡ぎ出す。
むちゃくちゃええやんけ!
全体としても、音のまとまったええバンドやなあ!
ときどき、ああ!ここにティンウィッスル、欲しい!とか思ったりもした。

前回聴いたのは、けっこう広い会場のイベントで、
今回は、小さなライブハウスだからか。
音が煮しまってる気がして、
「ああスワップバザーってこんなバンドやったんか」
というのが、余計に見えて来た気がした。

おお!カウベル!これも、欲しかったんよね!
やや乱暴なコーラスも、めっちゃ心地良し!

ん?この曲はカリプソ?かな?
こんなんもやるんやね!
ああ、夏が恋しくなるなー。

「迎えが来るぜ」って歌詞は、ワシの年やと、
けっこう悲しいことを想像してしまったり、したけど(笑)

おー!アンコールは、優作くんとムーチョくんも出てきて、
優作くんの「サンバレー」。
そー言えば、今日のライブタイトル、
「僕らのサンバレー」でしたな。
この曲から来てたのか、と、ようやく気づきました。

アコーディオンソロがたまらんかった。
この曲に、こんなに、アコーディオン合うのな!
東京でしか、なかなか観られない優作バンドで、
大野ミチルくんがアコーディオンで、
この曲やるの、聴いてみたいですわ〜〜。

ムーチョくん、片山さんの嬉しそうな顔がたまらん!
憧れの優作くんなんやろなー。

あったかくて、楽しくて、嬉しいアンコールでした。

会場に知久さんの「うどん数え歌」の作曲者、
中島くん来てて、
久しぶりにお話しできたんも、嬉しかったす。
優作くんに中島さん、紹介できてよかった!
そう言えば、優作くんもワシも、
「うどん数え歌」の東丸CMのキャラのモデルやしな(笑)
なんと、そのキャラ、フェルトで作ってくれてはる作家さん
いてはりました。
せっかくなんで貼っておきますね。

オリジナルはこちら。

ふっと、Googleマップ見ると、
バスの時間ちょうどで、
きちんと挨拶できずに帰ってしもた。
皆さん、すんませんです!!
ほんま、楽しい夜でした。
ありがとうございました!

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