どうぞ、間に合いますように。BBBムービー「いもうとの時間」。
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東海テレビさんのドキュメンタリーは、ほんまに質が高いなあ。
この事件「名張毒ぶどう酒事件」のこと、ワシは詳しく知らなかったのだが、
本当にひどい話やと思う。
どうして日本には、こういう事件が多いのか。
検察や裁判所は、何を守ろうとしてるのか。
自分たちのメンツと、基本的人権と、
どちらが大事かなんて、
憲法を知っていれば、考える以前の問題だと思うのだが。
そして、検察や裁判所は、
誰よりも憲法を把握していなけれいけない存在のはずだ。

映画のストーリーを信じるなら(疑う余地はないと思えるのだが)、
一審で無罪になった判決を覆し、
二審で死刑にする根拠になった証拠が、科学的に否定されても、
それを盾に、再審を拒む姿勢に、
どういった論理的な理由があるのか、わからない。
合理的に考えれば、当然、考えられる時間を否定する理由はなんなのだろう?
一度出た再審決定まで、覆す自信はどこからやってくるのか。
守ろうとしてるのは、真実ではなく、メンツだと考えると、
もちろん、納得いかないけど、
そうなったことが理解できてしまう。
再審請求は配偶者、直系の親族及び兄弟姉妹しか、できないらしい。
つまり、この事件の場合、妹さんが亡くなったら、
再審はできなくなるらしい。
裁判所は、その時を待っているのか。
だとしたら、そのこと自体が、
命をないがしろにする、基本的人権の無視のような気もする。
どうか、間に合いますように。
どうか、真実と良心に従った判断がなされますように。

