独特のリズム感に引き込まれてしまいました。BBBムービー、アラン・ギロディ監督特集「ミゼリコルディア」「ノーバディーズ・ヒーロー」「湖の見知らぬ男 」。
公式サイト
あまりよく知らない監督やったんやけど、
フランスでは有名な監督らしいんで、
とりあえず、一本観に行ったら、
独特のリズム感が面白くて、三本とも観てしまった。

公式サイト観たら、日本劇場未公開の監督やったんやな。
そら、知らんで当然か。
けっこう過激な性描写もあるし、
殺人もあって、その犯人探しのミステリー的要素もあるんだけど、
ずっとリズム感が変わらず、ずっと平熱のまま、
な感じが、すごく面白かった。
何があっても、脈拍数も、脈拍の大きさも、
一切変わらない感じ。
ストーリー細かいところ、よく分からないところも、
いくつかあるんやけど、それが気にならない、
病みつきになる魅力がある。
登場人物も、よう考えれば、へんな奴ばかりで、
何考えてるのか、もうひとつ分からんのやけど、
なんか観てしまうんよな〜〜。
殺したやつの実家に泊まって、
そいつのお母さんに甘えるとか、
後から考えると、「ありやんやろ!」思うんやけど、
観てる時は、全然気にならなかった。
平熱とはいえ、なにかどこか、
アバンギャルドでパンクな要素がある気がしてならん。
逆に平熱だからこそ、
そのパンク性が浮き立つのかもしれない。
その中で、けっこうフランスの社会問題にも迫ってるんよね。
やっぱり、かなり過激な政治性を持った、
知的な監督なのだろうと思います。
個人的に一番好きになったのは、
「ノーバディーズ・ヒーロー」でしたが、
一番驚いたのは、「湖の見知らぬ男」。
考えたら、建物がひとつも出てこない。
現代を描いた映画で、そんなん今まで観たことあったかなあ。
あと、夥しい数の陰茎。
前も何かの映画観た時思ったんやけど、
こういうアート系の映画だと、
モザイクなしでOKなのか。
何本観たか、覚えられないくらい、
陰茎まみれの映画でした。

