こんなすごいバンドやったんや!BBBムービー「バースデイ・パーティ/天国の暴動」。

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なんとなく「ニック・ケイブが、ザ・バッド・シーズの前に組んでたバンド」、
くらいの認識しかなかったので、
映画観て、ぶちのめされた。
こんなすごいバンドやったんか!
なんかパンクから、ニューウェーブへ移行する間、
オルタナティブって言葉が、まだ生まれてない時に、
究極のオルタナを完成させちゃってるバンドって気がした。

ニック・ケイブの歌詞はこの頃から、文学的で奥行きあるけど、
行動は、ほんま無軌道で危なっかしい。
最初は、とても、あの知的なイメージのニック・ケイブと結びつかなかった。
(まあ、他のメンバーも、もっと危なっかしいのだが)
そして、ローランド・S・ハワードのギターは、
直感的で熱いのに、どこか途轍もなくクールなイメージもある。
トレイシー・ピューのベースは、重く、地面をのたうち回る。
極端に言えば、トレイシー・ピューのベースと、
ニック・ケイブのボーカルだけでも、音楽は成立しそうな気がする。

そして、バッド・シーズでもニック・ケイブの相棒を務める、
ミック・ハーヴェイは、誰よりも、このバンドと、ニック・ケイブの才能を信じ、
ニック・ケイブを、どう世の中に知らせるべきか、
というプロデューサー的な視点を持ってるように思える。
この映画の音楽監督もミック・ハーヴェイが務めているらしい。

総指揮には、古い付き合いのヴィム・ヴェンダース務め、
監督は、途中で亡くなったローランド・S・ハワードの後を、
バーディパーティーの時代からの知り合いで、
今や国連からもドキュメンタリーを要請される社会は映像作家の、
イアン・ホワイトが引き継いだらしい。
なんか将来、すごくなることが予言されてるような人脈やなあ。

このバンドがオーストラリアのメルボルン出身というのも、何か不思議な気がする。
ワシ、シドニーに一度行っただけで、メルボルンは行ったことないんやけど、
オーストラリアに、こんなパンクな奴らがいるって想像ができなかった。
ほんま、この映画観るまで、ニック・ケイブ、イギリス人やとばかり思ってましたわ。

そのニック・ケイブとミック・ハーヴェイの関係って、
なんかブルーハーツからずっとバンドを共にしてる、
甲本ヒロトさんと、真島昌利さんの関係に近い気がした。

バースデイ・パーティ、ロンドンが合わなくて、ベルリンに移って、
水が合って、活躍したらしいけど、
そのベルリンでの交友関係で、アインシュテュルツェンデ・ノイバウテンの、
ブリクサ、出てきて、なんかむっちゃわかる!って気がした。
そうか、絶対気が合うはず!
そう言えば、ノイバウテン、ブリクサ、今どうしてるんやろ?
思って検索したら、今もノイバウテンで活動してるんやな。
あんなに好きやったのに、ここ10年くらい、
ずっと忘れてた。
思い出させてくれてありがとう!

「すごいバンドやなあ、今から聴き直そうか」と少し思ったけど、
今から、この熱量を受け止める自信、ワシにはないのであった。

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