つながる民藝@大山崎山荘美術館。
実は、京都・奈良・大阪で、同時開催されてた国宝展より、
行きたかった展覧会、大山崎山荘美術館で開催中の、
「つながる民藝」展、昨日、行ってきた。

バーナード・リーチ、河井寛次郎、棟方志功、黒田辰秋、、。
陶芸、版画、木工、染色、、。
民藝に関わるワシの好きな作家たちばかりの夢のような展覧会である。




この美術館、「山荘」と付くだけあって、
かなりの急坂の上にあるので、
ワシは無料送迎バスを利用させてもらってる。
阪急大山崎駅から5分くらいかな?
着いてからも、園内を少し登る。
新緑が美しい。
来るたびに旅行気分になれるんよな〜。

展覧会は、撮影禁止だったけど、
展示のコンセプトが面白かった。
アサヒビール初代の山本爲三郎さんのコレクションからの展示なので、
美術館の所蔵品だけの展示だけなのだろうが、
作品だけでなく、民藝関係の人たちの人間関係を感じさせる展示。
まずは、濱田庄司さんとバーナード・リーチさん、
その次は、バーナード・リーチさんと富本憲吉さん、という感じで、
二人づつ、リレーのように繋げながら、作品の共通点や、交友関係も、
解き明かしていくような展示。
ほんま柳宗悦さんの元、民藝関係の人たち、
ジャンルは違ってても、お互い、刺激し合いながら、
ええ作品、作ってたんやなあ。
青田五良さんとエセル・メーレさんは知らんかったけど、
染色で、ええ仕事してはったんやね。
最後、エセル・メーレさんと濱田庄司さんで、関係は輪を描く。
正直、「民藝」なので、名もなき地場の職人の作品とかがないと、
成立しない気もしたけど、
山本爲三郎さんのコレクションからの展示なので、
それは、仕方ないか。
こういう流れで観ると、棟方志功さんの自分でも制御できないかのような、
エネルギーが溢れた作品が浮き立って観えたなあ。
富本憲吉さんの作品、ワシ幾何学模様をベースにした、
緻密なのが好きなんやけど、そういうのの展示はなかったのが、
少し、残念でした。
まあ、山本爲三郎さんのコレクションからの出品なんで、仕方ないか。
河井寛次郎さんのスリップウェア作品、あまり観たことなかったんで、
なんか新鮮に思えたなあ。
最初の濱田庄司さんとバーナード・リーチさんのコーナー、
二人が、スリップウェアとか同じ技法を使ってたり、
テーブル周りの同じもの作ってる展示、
二人の共通点、違いが見えて、なんかすげえ良かった。
そう言えば、この美術館の2階のテラスに、
この二人のタイルの作品、常設展示してあったな、
と、後で観に行った。

左が、濱田庄司さん、右が、バーナード・リーチさん。
バーナード・リーチさんって、きっと朝鮮の白磁の柄から、
いろいろ吸収してはるんやろうなあ。




ここの2階からの眺めは、ほんまに気持ちいい。
木津川、淀川(宇治川)、桂川、三河川の合流地点を、
ここから眺めるのが、来るたびに楽しみ。
このテラス席、カフェになってるのだが、
この日は満席やった。コーヒー飲みながら、もう少し浸ってたかったなあ。
残念!
この美術館は、和洋が混じった庭も観処。






紫陽花のええ季節になりましたなあ。
無料送迎バスは昼休みの時間だったが、
帰るのは下り坂なので、散歩がてら、とろとろ歩く。

おお!先日初めて観た、カシワバアジサイ。
二回目観ると、欲しくなってきました。






登るのはしんどいけど、やっぱり坂のある風景って、好きやなあ。
絵になるなあ。
木々の影がくっきりしてて、夏を感じる。
坂の下に、鉄道があるのも、
なんか物語が始まりそうで、好きな光景。



JR山崎駅前の「Cafe tabitabi」のテラス席が好きで、
この美術館、来た時は、大抵ここに寄り、この席に座る。
展覧会でしか来ないので、半年に一度くらいやけど、
ワシのお気に入りの指定席です。
健康に気を使いつつ、美味しいランチも、楽しみです。
この後、嵐山方面に行く予定やった。
普通に考えると、ここから5分くらいの阪急大山崎駅に出て、
桂で乗り換えて行くのが早いのだけど、
せっかくなので、あまり通らないルート、
JRで京都駅経由で行くことにする。

設備は新しくなってるけど、作りは昔のままっぽい、
山崎駅の駅舎、けっこう好きです。

なんかJRの駅って、独特の旅感があるよなあ。
ほんま、旅行気分に浸れます。
この日は美術館巡りの予定。
嵐山に向かいます。

