テリー・ライリー バシェ音響彫刻コンサート@京都市立芸術大学 堀場信吉記念ホール。
今日は、初めて移転後の京都市立芸術大学へ。
京都駅からわりと、すぐなんやな。



下の写真は、帰り道で撮ったんやけど、
結構、混んでおりました。
ここに来たのは、テリー・ライリーさんの、
「バシェ音響彫刻コンサート」を観に来たんであります。
バシェ音響彫刻、5年前に展示は観に行ったんやけど、
実際に演奏するところ、観たことなかった。
ずっと観たいな〜思ってたら、
テリー・ライリー大先生が演奏するというではないですか!

ネットで即買いです。
テリー・ライリー先生、コロナの時、たまたま日本に来てて、
そのまま日本に移住されたんすよね〜。
受付してると、後ろから「お!」という声。
おおお!日下慶太くん!
こんなとこで会うとは!!
演奏中は、撮影NGだったので、
演奏前の会場を。


「堀場信吉記念ホール」、思った以上に、大きなホール。
大学が、こんな立派なホール持ってるんや。
すげえなあ!
最初、京都市立芸大の岡田加津子教授が、
バシェ音響彫刻の話と、
今回、テリー・ライリー大先生が、
演奏会を開くことになった経緯をお話しくださいました。
ほほう!コロナのことを含め、
いろんな偶然が重なってるんやなあ。
けど、武満徹さんスタートの、この音響彫刻が、
テリー・ライリーさんに演奏されるって、
なんとなく必然のような気もする。
その壮大な物語も含めて、演奏楽しみましょう。
最初は、テリー・ライリーさんと、
お弟子さんの宮本沙羅さんによるインプロビゼーション。
基本的には鍵盤の演奏なんやけど、
これ、ほんまにインプロなん?
すごく緻密に音重ねていってて、
「ああミニマルミュージックって、こんなんなんや!」というのが、
よくわかる面白い演奏。
フレーズひとつひとつもミニマルで、少しずつ変化していくけど、
曲の構造全体も、ミニマルになってるような気がする。
ところどころに入るSEのような鐘の音が持続して響くようなのが、
バシェ音響彫刻の音なのか?
ワシ、直接触るもんとばかり思ってたので、
「いつ触るんやろか?」思ってるうちに終わってしもた。
後ろの方に座ってて、ようわからんかったけど、
ときどき鍵盤じゃないもん、操作してたみたいやけど、
あれが、バシェ音響彫刻に繋がってて、操作してたってことか。
なんか宇宙に放り出されたような、
不思議な無重力感があって、
ふわふわ揺られてる感じなんやけど、
そうなると、当然、あいつがやって来るわけですわ。
すんません!何度か、寝落ちしちゃいました。
けど、ワシが起きてる間に客席見ると、
けっこう多くの人が船漕いでました。
良かった!
数曲やって、曲と曲の間、少し途切れたとはいえ、
ずっと張り詰めて、緊張感ものすごい演奏を、
約1時間。
テリー先生、凄いっす!
しばしの休憩の後は、いよいよテリー・ライリー大先生が、
このホールと、バシェ音響彫刻のために、書き下ろした新作の、
世界初演です!
まずは、有志の学生さんたちが、ステージの端から端まで、
ビッシリ並びます。
50人くらいかな?
沙羅さんと岡田先生は、このホールの四階、
ワシらからは見えないところに置いてある、
大きな音響彫刻を演奏するそうです。
そして、御大登場。
御大の合図で、学生さんたちが歌い始めます。
いや、スキャット?叫び?音?声?
歌とは言えないような、
声が響きますが、きちんとコントロールされてるのが凄いです。
学生さんたち、テリー・ライリー御大と共演なんて、
ほんま嬉しいやろなあ。
御大はステージ中央で、何やら操作してます。
やはり、あの操作で音響彫刻が鳴るのか。
どんな構造になってるんやろ。
突然、後方から、すげえ大きな音。
ああ!これが沙羅さんと岡田先生の!
ああ!音に包まれてる!!
何やら、御大が合図を出すと、
学生さんたちが違う歌い方をしてる感じやな。
全部、楽譜で決めるんやなくて、
大まかな流れ決めてて、最後は現場で、
御大が指示して作り上げるって感じなんかな?
それはそれで、学生さんたち、
間違わないか、見落とさないか、怖いやろなあ。
最後は観客も手拍子で参加。
これが変拍子で、リズム音痴のワシには難しかったけど、
歴史的な御大の初演に関わってるという喜びで、
なんだか興奮しました。
あ、そう言えば、後半は、ほぼ寝落ちしてないぞ!
繰り返すスタンディングオーベイションの後、
なんか後ろ髪引かれながら、会場を出ます。
会場は、外階段で上がった二階が入り口。
来る時、土砂降りやった雨も止んでます。


デッキから見渡すと、東には崇仁地区の面影がなくなり、
生まれ変わろうとしてる町、
西側には京都タワーが、すぐ近くに見えます。
京都市立芸大、おもろい場所に移転してきたんやなあ。
せっかくなんでラーメン食って帰ろうかと思ったんすが、
凄い行列やったんで、迷うことなく京都駅を目指しました。

