やっぱり分からんなりに、面白かった。BBBムービー「ヌードの夜」。
※多少のネタバレ、あります。
石井隆Returns没後3年初期傑作4本デジタルリマスター上映サイト
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昔観て、なんだかよくわからないながらも、けっこう好きだった映画。
石井隆監督の没後3年のリバイバル上映で公開してたので、
行って観直してみた。

うむ、ワシも大人になって、少しは前より理解できるかも、思ってたが、
やっぱりわからないところは、わからないままだった。
けど、やっぱり「なんか好き」と言うのも、変わらなかった。
このテラテラした質感が、ワシはすごく好きなのだな。
これって、やっぱりロマンポルノ上がりの石井監督ならではの、
特徴なのだろうか。
余貴美子さんの影がたまらなくいい。
竹中直人さんのエリート崩れのズタボロさも、グッと来る。
それが、少しずつ見えてくるストーリー展開も、
ゾクゾクするくらい、面白い。
村木(竹中さんの役名)、影の社会で生きてるのに、
元々がエリートなんで、騙されやすいとこも、
すごいリアリティ、あるんよな〜〜。
若い頃に観た時、タイトルが一番疑問やったんやけど、
それは、今回、なんとなくわかった気がした。
あの夜、余さんの演ずる名美さん、
多分、もうあっちに行ってたんやろうけど、
やっと、自分の気持ちに裸になれたんかもしれん、思った。
そう考えると、悲しいエンディングではあるけど、
ある意味、心の中では、ハッピーエンドなんかもしれんな。
今回は、スケジュール的に、体力的に、
この一本に絞ってしまったけど、
未見の残り3本も観てみたかった。
全部、役者こそ違ってたりもするけど、
名美の出てくる物語らしいので。

