どうやったら、彼女たちの勇気に報いられるのだろうか。BBBムービー「黒川の女たち」。
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勇気のある女性たちだと思った。
決して思い出したくないであろう過去、
隠しておきたい過去を、
同じことを繰り返させないために、
そして、自分たちの尊厳のために、語る。
ワシが「この人たちだったら」と思うと、
そんな勇気が出せるかどうか、
とても想像がつかなかった。

意味もわからぬまま、
村の人たちのため、身を挺して、犠牲になった。
なのに、自分たちが、救ったはずの人たちから受けた仕打ち。
「満洲にいる時より帰国してからの方が悲しかった。」
こんな言葉を吐かなければいけない境遇って、
どんなに辛いのだろう。
本当に想像が追いつかない。
だけど「こんなこと、あっていいはずがない。」
ということを、心に刻むことはできた。
戦争は、体だけでなく、心をも、傷つける。
今の戦争のない日本では、想像もつかない不幸が、
戦争の起こってる地域では、今も繰り返されてるのかもしれない。
そのことを、できるだけ想像して、
戦象のない世界を作ろうとすることが、
彼女たちの勇気に報いること、
彼女たちの無念を少しでも晴らすことになるのかもしれない。
キャッチフレーズの言うことを噛み締める。
本当に「なかったことにはできない」。
負の歴史であろうと、歴史をきちんと認識することからしか、
未来は拓けてこないのだ。
そして、この映画は、今、日本でも存在する、
数多くの「差別」の根源にあるものが何かを、
教えてくれているような気もした。

