いろんな意味で痛々しかった。BBBムービー「雪解けのあと」。

※否定的な感想を含みます。

公式サイト
うむむむむ、評論家筋には評判になるだろうけど、
ワシには、かなり辛い映画でした。
自分も行く予定だった旅行で、
友だちが遭難して、亡くなったら、
それは、すごい衝撃で、何かやらないと、
整理しきれないだろう、ということは理解できるのだが。

なんか、あまりにも自分で整理できないまま、
映画化してしまったために、
根拠なく「私はわかってもらえる権利がある」と思ってる、
アート系をこじらせた中二病のような映画になってる気がした。

映画に表現されてないだけかもしれないけど、
友人の残した膨大な文章と真摯に向き合ってるようにも
あまり思えない。
「私には無理」という気持ちは分からなくもないが、
友だちだって、望んで遭遇した災難ではなかろうに。

友だちのジェンダー的な悩みを仄めかすのに、
それ以上、触れないのも不可解で、
「本当に彼女に向き合おうとしてるのかなあ」と思ってしまう。

痛々しい気持ちは分かりすぎるくらい分かるんだけど、
もうちょっと、時間置いてから、
向き合う自分の気持ちが、ある程度固まってから、
作った方が、良かったんじゃないかな?と思ってしまった。
ある意味、その気持ちよりも、
自分を悲劇のヒロインのように思ってるようなスタンスの方が、
ワシには、痛々しく感じた。
大切な友だちを失って、傷ついてる人に、
きつい言葉かもしれないけれども。

絵作りとか見せ方とかには、才能を感じるだけに、
本当にもったいない気のする映画でした。

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