ムッチャおもろかった。興味深い悪ガキたちやなあ。BBBムービー「KNEECAP/ニーキャップ」。
公式サイト
むっちゃ好き!めちゃくちゃ、おもろかった。
予告編でゆーてるように、ワシも「トレインスポッティング」を思い出した。
あの映画に負けない衝動や、勢いを感じた。
しかも、「トレインスポッティング」には、それほど感じられない、
政治的な主張も、しっかりしてて、
ただおもろいだけの映画ではない、骨太なところも感じられた。

ニーキャップは、今もイギリスの一部である北アイルランド、
ベルファストを中心に活動するヒップホップバンドで、
この映画には、メンバーが本人役で出演してる。
映画では、このバンドが結成されて、活動をするまでを描いているが、
かなりフィクションが混じってて、自伝というよりは、
自分たちをモデルにした、新しいドラマみたいな感じのようだ。
けど、きっと彼らの主張や、政治的なスタンスは、
彼ら自身と映画、ピッタリ一致してて、
リアルなストーリーより、
この方が、よりその軸の部分が伝わるという判断だったんやろうな。
北アイルランド紛争、一応、形の上ではベルファスト合意で、
終結したことになってるけど、
実際、まだまだ対立はあって、
イギリスのEU離脱で、余計、その溝は広がってるらしい。
そんな中、ニーキャップは、「ださい」と思われてた、
アイルランド語でラップをやるバンドとして、世の中に現れた。
きっと「言語教育」とかより、
こういう形の方が、若い人たちには、
入口として、入りやすいんやろうなあ。
けど、アイルランドの愛国者達からも、
もろ手をあげて、喜ばれたのではなさそう。
まあ、このメンバーたちが(映画の上では)、
お薬、やるだけでなく、売っちゃったり、
いろいろやんちゃなことしちゃうからなんやけど、
その辺の、親子関係まで絡んだ、人間関係とかも、
めっちゃオモロくて、ほんま退屈する暇がなかった。
や〜〜、頭を整理した上で、もう一回観たいなあ。
けど、トレインスポッティングと違って、
彼らが自分たちを表現する手段として、
ラップを選んだってのは、興味深い。
あの頃、パンクで表現されてた自分自身の気持ちを、
今、一番ストレートに表現できるのは、
ラップってことなんかもしれんなあ。
彼らは、現実でも、イスラエルに対して非難するなど、
物議を醸しながらも、多くのミュージシャンに支持されながら、
活動を続けている。
ほんまに、興味深い悪ガキたちやなあ。

