インドから、こんな文学的な映画が届くとは。BBBムービー「私たちが光と想うすべて」。

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踊らない。歌わない。カメラ目線もない。
その上、すごく文学的な仕上がり。
こんなインド映画は初めてかも。

すごく「ええ感じ」思ったんやけど、
手強くて、ストーリーがよく飲み込めなかったので、
二回観に行った。
一回で理解しきれないインド映画ってのも、初めてやろな。

インドの変わりつつある女性の意識、世代間ギャップ、
貧富の差の拡大、宗教問題など、
いろんな社会問題に向き合いながら、
美しい映像で、芸術作品としてまとめ上げた、いい映画やと思った。

後半、ファンタジー的な要素も混じってきてる感じで、
その辺がよく理解できなくて、
二回観に行ったのだが、
そのおかげで、二回目、「ああ、なるほど」と思えて、
映画全体のテーマも、見えて来た気がした。

そうか、この映画は、三つの世代の女性が、
それぞれ、自分の世代のタブーから、
現実はともかく、意識の上では解き放たれることを描いた映画なのだな。

その描き方が、美しく、ある意味、幻想的で、
細部にまで、気持ちの行き届いた映画やなあ。
二回観に行って、ほんまに良かった。

音楽も、今まで観て来たインド映画のギラギラしたのとは全然違って、
時にはジャズっぽかったり、ときにはクラシックぽかったり、
映画の世界を、ええ方向に伸ばしてる気がして、
とても、良かった。

国も民族も違うし、ストーリーのテイストも全然違うけど、
「恋する惑星」や「天使の涙」を初めて観て、
ウォン・カーウァイにハマってた頃、感じてた新鮮さを、思い出した。

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