全体的には好きな映画ではありました。BBBムービー「夏の砂の上」。

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大阪で観逃した映画、京都でようやく捕まえました。

全体的なトーンは、すごく良かった。
なんとなく町の雰囲気は二階堂のCMの世界、思わせるし、
細かいことやけど、中華料理屋の名前が天天有やったのも、
ちょい嬉しかった。

最初の豪雨の後のような川の流れを見つめながら、
川の流れと同期するように、主人公の気持ちが、
下に下に向かっていくシーンで掴まれた気がした。

役者さんたちは、総じて良かった。
登場人物に成り切って、セリフではなく、
気持ちが口から溢れて、行動にも出てる気がした。

それだけに、けっこうストーリーに関わる部分で、
「なんで?」と思うような行動がいくつかあったのが惜しいなあと思った。

深読みすれば、分からないこともないのかもしれんけど、
そこに気持ちが引っ掛かってる間に、
ストーリーが進んじゃって、
何度か置いてけぼり食らったような気分になった。
まあ、その苦い感じも、映画の味わいなんかもしれんけどね。

一番の大筋の、主人公の男と姪っ子のやり取り、
具体的に言葉にはならなくても、
どこかで共鳴する感じに限って言えば、
文句なく、好きな映画ではある。

長崎が舞台ってことで、原爆の話も出てくるんやけど、
それが宙ぶらりんになってしまったイメージやったのは、
ちょっと残念な気もしました。

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