京都過酷残暑徘徊①「五辻の昆布」2階「喜一」。

先週金曜、京都をうろつく。
送り火も過ぎたというのに、残暑どころか、
猛暑と言ってええ、クソ暑い京都でした。

まずは、出町柳から市バスで千本今出川へ。
なんかの番組で見た、京都の老舗昆布屋さん、
五辻の昆布」の2階でやってる「昆布と麺 喜一」へ。

実はここ、なんかで見たのは、1ヶ月以上前なのだが、
完全予約制で、休日はもちろん、平日でもず〜〜っと満席で、
「なかなか行けんな〜」と半ば、諦めつつ、
8月頭に、開催日、間違えて行けなかった藝泉さんのすぐ近くなので、
「一緒に行けたらベストやな」と思ってた。

いや〜、願いは叶うもんですなあ。
藝泉の開いてる8月29日、たまたま、一席だけ空いてたので、
すかさず予約したのでった。

なんだかラーメン屋さんとは思えない、
落ち着いて大人な佇まい。
オシャレ。
カウンターの中で、立板に水のような説明が始まる。

いきなり大技!昆布ロウリュ!

束になった真昆布で仰いでくれはる。
ああ!昆布の香りって、なんかええわあ。
ワシ、日本人やわあ。思う。
(最近、どこぞの人たちのおかげで、
「日本人」という言葉が嫌な響きを持つようになってきてますが、
ワシが言うのは、国籍に関わらず、日本の文化を好ましく思う人、
ほどの意味です。)

続いて、昆布の匂い&味比べは、利尻昆布、真昆布、羅臼昆布の三種類。
だんだん味が濃くなって行くらしい。
利尻昆布は、上品なほのかな香りと味で、お吸い物にいいらしい。
真昆布は、少し甘口で、昆布締めやとろろ昆布にいいらしい。
羅臼昆布は、色も少し黄色くて、塩味が強く、おでんやおそばにいいらしい。
その説明を聞いて、味の薄い方から飲むので、
なんとなく、違いがわかる気がするけど、
正直、言葉にできるほど、違いが分かるような
繊細な舌は持ち合わせてない。
けど、こんな老舗の、その道のプロの、
実演を伴ったパフォーマンス、
観てるだけで楽しいし、勉強にもなる。

続いては、朧昆布作りの実演。
だんだんパフォーマンスが料理に近づいてきます。
飽きさせず、順番までよう考えられた流れやな。

とろろ昆布と朧昆布の違い、知らんかった!
とろろ昆布は、何枚も昆布を重ねた断面を削るらしく、
糸状の昆布になるけど、
朧昆布は、平たい昆布の表面を削るので、
板状の昆布になるらしい。
削って薄くなった残りは、バッテラなどに使われたり、
集めて、柔らかいとろろ昆布を作ったりするらしい。
なるほどなあ!

表面から削ると言っても、外側と内側やと、
こんなに色も違う。
ワシ、とろろ昆布が白いの、なんでやろ〜〜思ってたんですが、
こういうわけやったんですね!
白いのと、黒いの、舌触りもやっぱり違ってました。
けど、こんなに薄くても、しっかり味があって、
歯応えもある。
高級昆布って、すごいわあ。

で、メインディッシュのラーメン&おにぎり。
とろろ昆布の繊細な味もしっかり味わえる、
めっちゃ上品なお味!
美味しい!
やっぱりワシ、出汁文化で育った関西人やなあ、思いました。

なぜ、うどんやそばでなくて、ラーメンにしたか、
という質問には、「その方が意外で話題になるから」
ゆーてはりました。
その辺は、今の若い人やなあ、思いましたが、
伝統の上に、新しいものを付け加えて行く、という意味では、
京都という町が、1千年以上、続けてきた、
伝統と革新の関係が息づいてる、と嬉しくなりました。

こんだけ、いろいろパフォーマンス、観せてもろて、
美味いラーメンとおにぎり頂いて、
1,152円(いいこんぶ)は、お得過ぎる!
昨今、普通のラーメン屋でも1,000円超えるもんなあ。

あ、あと一階のお店で、一品以上のお買い物をお願いされるんですが、
500円くらいのお菓子や、お出汁とかもあるので、
割高感、一切なしです。
京都の文化も感じられる、めっちゃオススメの体験イベントでした。

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