広告として捉えたら、すごくスマートなのだが。BBBムービー「ザ・ウォーク ~少女アマル、8000キロの旅~」。

公式サイト
不思議な映画だった。
ドキュメンタリーなのに、ファンタジーのようでもあった。

馬鹿でかい架空の少女、人形の「アマル」と、その声を演ずる、
実際は動けずにいるシリア難民の少女「アシル」とが、重なっていく。
アマルを操演する「ムアイアド(シリア出身の難民)」と、
「フィダ(パレスチナ人)」も、そこに重なり合う。

いろんな国を歩くことで、難民の置かれた状況、
国ごとの難民への姿勢も、明らかになっていく。

この巨大な少女が歩くことで、
その道中のヨーロッパの人たちに
難民の印象を強く植え付けながら、
映画で、少女が歩かない地域の人にも、訴えかける。

広告のキャンペーンとしてみれば、
すごく効果的で、スマートでもある。
だけど、難民の置かれた状況が、
そんな甘っちょろい感想を許さない。

彼女たちが訴えてるのは、
本当に自分たちが生きるか死ぬかの状況なのだ。

世界の難民は、増える一方だ。
本気で、手を打たないと、
世界はとんでもないことになる気がする。

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