少年の気持ちが静かに、少しずつ動く。BBBムービー「僕の中に咲く花火」。
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名前のついてない憂鬱に、名前を付けたかのような、
夕焼け見て、涙が出て出てくる理由を、言葉にしてみたかのような。
繊細な少年の心を詩的にゆっくりじっくり描いて、
虚無から、少しだけ前を向くまでを、語る映画なんやろな。

静かな映画のトーンは悪くないのだが、
ずっとその調子なので、
観てて退屈な気持ちが、少しずつ積もっていく。
そんな時に、出てくる渡辺哲さんのおでん屋さんのおっちゃん、
このシーンだけ、少し体温が上がって、
血が通ってたような気がした。
ちょっとキツかったのは、
妹さんが、小道具のように扱われてる気がしたことかな。
物語的には理解できるんやけど、
主人公の気持ちが動くためだけの存在のように思えて、
ちょっと気の毒になってしまった。

