ポール・トーマス・アンダーソン、やっぱり骨のある監督さんやなあ。BBBムービー「ワン・バトル・アフター・アナザー」。

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前作が、ちょっとワシには合わなくて、
上映時間も割と長めやし、
いろいろ大丈夫かな?
思いながら観に行った、ポール・トーマス・アンダーソンの新作。
結果、ワシの知る限り、今までで一番分かりやすい、
ポール・トーマス・アンダーソン映画でした。

なにしろポール・トーマス・アンダーソンなので、
前作が「どうなん?」思うくらいクセあったので、
「いつひねくれる?」「ガラガラヘビでも降ってくる?」思いながら観てたんですが、
最後まで、そんな突飛な不条理はなく、展開。

市街地での逃走劇とか、カーチェイスとか、
ワシ、基本的には苦手なんですが、
この映画では、手に汗握りながら、ドキドキしながら観られました。
なんでなんかなあ。
思うに、この二つのシーン、音楽がむちゃくちゃ良かったんですよね〜〜。
何度も絵を観た上で、最後は即興で付けたかのような、
臨場感のあふれる音楽で、
「ああ、この音楽なら、いつまでも観てられるわ」思いました。
市街地での逃走劇は、ちょっとだけ「No More映画泥棒かよ!」思いましたけど。

元々好きなんもあるんですが、
この映画でもショーン・ペンが最高でした。
白人至上主義やのに、いやだからこそか、
有色人種にいたぶられることに快感覚える変態軍人。
こんな役やらせて、リアルに感じられるの、
ショーン・ペンくらいやなあ。
最後は、ちょい予想できちゃったけど。

逆に、黒人で移民を支援してるのに、
どうも白人男性に惹かれるっぽい、女性革命戦士。
この対比がおもろかったなあ。

けど、最後の手紙がなあ。
個人的には、なくても良かった気がしました。
どうしても、母性が持てないキャラで通して欲しかったなあ。

トランプ政権下のアメリカで、
ここまで、他人種を差別して、
移民を排除しようとする白人至上主義のおぞましさを描いて、
嫌悪感を隠さない姿勢は、
やっぱ、骨ある監督やなあ、思いました。

予想通り、その方面から、いろいろ言われてるみたいですけどね。

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