「小出楢重 新しき油絵」@中之島美術館。

落胆で始まった一日。

お芝居やってる時間はフテ寝してたんやけど、
一日寝てたら。余計に落ち込みそうな気がして、
昼過ぎから中之島美術館に行って来た。

中之島美術館では、アール・デコ展と、小出楢重展を平行開催中。

小出楢重さん、あんまり詳しくは知らんかった人なんやけど、
2展覧会観たら、割引もあるみたいなんで、両方観ることに。
まずは3階の小出楢重さんの展覧会に。

本格的に画業に取り組んだのは、20歳、
東京美術学校(現・東京藝術大学)日本画科に入学してからやったみたいやけど、
その年に描いたのが、下の絵。

うむむむ!既に、かなりの完成度やな。

その後、西洋画科に転籍される。

この自画像、何となく好きやったけど、この後しばらくは、
印象派の誰々風、みたいな絵が続いて、
「ちょっと面白くないなあ」思ってしまった。

面白くなって来たのは、裸婦像を描き始めた頃からかな。
いかにも日本人体型の裸婦像で、
誰でもない、小出楢重さんの画風が確立したような気がした。

それからは、何描いてても、面白く感じられるように。

この人の自画像、ほんまええなあ。
上のやつより、さらに独自の画風が入って来た感じがして、
この自画像も気に入った。

裸婦コーナーが圧巻!
けど、この絵、正面から観ると、ガラスのテカリで、すげえ観辛い。

横から観たら、反射、少し気にならないんやけど、
正面から観たいよなあ。
照明、もう少し考えて欲しかったなあ。
で、反射のないガラスとかアクリルとか、発明して欲しいなあ、思いました。

すんげえ、肉感的。
でも、やっぱり日本人っぽい。

なんかこの絵、生物画やのに、生命力感じた。
その生命力って、裸婦像にも通じるものがある気がする。

芦屋川の風景。1928年の作品らしいけど、
なんか今の芦屋川と変わらん感じもあって、
ちょっと嬉しくなった。

「枯木のある風景」。
油彩画の絶筆らしい。
手前の木材の生命力!この感じが観てる間にむっちゃ好きになって来た。
説明では電線に座ってる人物、「電気工夫」とあったけど、
これが絶筆ということ考えると、
ちょっと違うもんやないか、思う。
小出さんには、ほんまに見えとったんちゃうやろか。
この黒い影の男が。

最後のコーナーには、中之島美術館が持ってるお宝がまとめて展示されてた。

これ観るだけでも、けっこうお得感あるよな。

じゃあ、アールデコを見に行きますか。

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