現実と同じくらいリアルで、現実と同じくらい夢物語。BBBムービー「次元を超えろ」。

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なんかよう分からんところもあるんやけど、
よう分からんまま「おもろい!」と感じてしまう映画やった。

東出昌大さんが、それほど重要でもない役で出てるくらい、豪華キャストやのに、
敢えてB級色を匂わせてるような絵作りも面白い。

この映画、どこからどこまでが現実で、どこからが異次元なんか、
分からなくなってくるんやけど、
ワシ自身、そもそも、この世界がほんまもんなんかどうか、って、
時々、確信が持てなくなることがある。
夢とかとは違って、毎朝起きると昨日の延長線上にある世界があって、
一応「それこそが唯一の現実世界」と認識してるけど、
所詮、地球そのものなんて、宇宙のちょっとした気まぐれで無くなるかもしれんし、
死後の世界の方が、もしかしたらほんまもんの世界かもしれんし、
とか想像し始めると、どこまで行っても結論の出ないことなんやな、
思ってしまうことがある。
所詮、目に見えてるものが真実だなんて保証はどこにもないのだ。

そんなことを考えることがあるからか、
この映画、それほど突拍子ないもんにも思えなかった。
あり得ないことを描いてるけど、
この世界そのものがあり得ないもんだと思うと、
この映画は、現実と同じくらい、リアルで、
現実と同じくらい夢物語なのかもしれない、と思えてきた。

そういうある種の浮遊感が、途中から心地良く思えてきた。

映像詩とか、映像作品とか、嫌いではないにしろ、
実は、あまり意味を感じていない。
けど、こういう風に、テーマのある映画の中に、
組み込まれると、すごく力強いものになるんやなあ、
というのは、発見でした。

まあ、痛いのとか血とか、基本的には大の苦手なので、
小指のシーンとか、かなり怖くはあったんですが。

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