あの「ネブラスカ」の特異性は、こうして生まれたのか。BBBムービー「スプリングスティーン 孤独のハイウェイ」。

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ちゃんと調べてなかったんで、
てっきりドキュメンタリー映画やと思って観に行ったら、
人気爆発しかけの時に、地味なアルバム「ネブラスカ」出した頃の、
劇映画でございました。

ワシ、ブルース・スプリングスティーン、
曲単位でしか覚えてないくらいのうっすいリスナーなんやけど、
なぜか「ネブラスカ」だけは、アルバムとして好きで、
昔はけっこう聴き込んだ記憶がある。

彼の経歴の中では、かなり異色のアルバムやとは思ってたけど、
そうか〜〜。こんな経緯があったのかあ。

スプリングスティーンが今も鬱病で治療を続けてるってのは、
全然知らんかった。
最近は、どんな活動してるのかも、ほぼ知らず、
クラプトンと並んで、他のミュージシャンの、
ドキュメンタリー映画に、よう出てくる人、
ってイメージしか持ってなかった。

晩年の森繁久彌さんが、普段は姿見ないのに、
どなたかのご葬儀とかになると、
必ずワイドショーに出てたのを思い出して、
「イギリスの森繁、クラプトン」
「アメリカの森繁、スプリングスティーン」と、
思ってしもてた。
なんかすんません!

プレシャーや期待の中、セールスとか気にせず、
自分のやりたいこと、自分自身に向かい続けて、
「ネブラスカ」を守り通し、作り上げた真っ直ぐさは、
本当に頭が下がる。
「売れる」ことに走らず、
このタイミングで自分に向かって走ったことは、
ミュージシャンとして、尊敬できる姿勢やな、と思った。
だから、あのアルバムは、ワシに響いたのかもしれない。

事実は知らないけど、映画の中で、そんな彼を理解して、
寄り添ってくれてるマネージャーがいて、ほんまに良かったと思う。

それだけに、映画の時間、かなり割いて、
心を病んでいく様子、描いてたのに、
マネージャーが専門家手配する、という言葉のあと、
いきなり10ヶ月後、元気にステージに復帰したシーンに飛んでて、
ちょっとカックンとなってしまった。
同じように悩んでる人を元気づけるんやったら、
その10ヶ月の様子も、
きちんと描いて欲しかったなあ、と、ちょっと思いました。

個人的には、子どもブルースの健気さと、
おとんの不器用で、ややこしいけど、
一番深いところでは、ブルースへの愛情に溢れてるところに、
キュンときました。
やはり、あの楽屋シーンは泣きましたわ。

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