いきなり、ちび幸太に持ってかれました。BBBムービー「港のひかり」。
公式サイト
思ってたよりずっと、グッとくる、泣ける映画でした。
日本海、港町、雪景色、、。
生きてはったら、健さんが出てそうな映画かも、思いましたが。

健さんを思い出したのは、この映画の雰囲気からかもしれない。
ストーリー展開も、役者さんの芝居も、
映像トーンも、カメラワークも、やや古くさい。
けど、古臭い=あかんというわけではないのだろう。
この映画では、その古臭さが、ええ味に繋がってる気がした。
始まって、ものの数分、ちび幸太の健気さで既にやられてた。
もうちび幸太の表情だけで、泣けそうな気持ちになっていた。
大人幸太も、ちゃんと、ちび幸太の記憶を受け継いでる演技で、
グッときた。
ただただ誰かを守るために自分は身を引き、顔を合わせない、
土下座まで、できてしまう諒一さんも、かっこいい。
命、金、、、誰かから何かを奪うことを目的に生きてきたヤクザが、
誰かを守ろうとすることで、
奪うことでは決して手に入らないものを、手に入れた。
それは、その大切な人のために、一度は、二度とその人と会わないと決心してでも、
壊したくなかったもの。
かつての弟分に土下座してでも、
命を賭して守りたかったもの。
親分、あの瞬間に、なんか「負けた」と思ったんかもしれんなー。
けど、幸太を虐待してたおっさんに凄むとこ、
そこだけ、声に凄みを感じなかったのが、妙に気になった。
少年が目が見えなかったことも、
だからこそ、元ヤクザのおじさんを、
フラットに見られたってことに繋がってるんだろうし、
おじさんの顔、見たことなかったから、大人になってから、、とか、
「ああ、なるほど」と思えるところが、
いろいろあって、「ええ脚本やなあ」思った。
斎藤工さん、ピエール瀧さん、一ノ瀬ワタルさん、
市村正親さん、宇崎竜童さん、笹野高史さん、椎名桔平さん、
MUGUMIさん、黒島結菜さん、
周りを固める人たちも、それぞれハマって、ええ芝居してはりました。

