もはや年中行事、年末はカニコーセン銭湯ライブ。
ちょっと日数が経ってしまいましたが、
先日の日曜、年末恒例、千鳥橋の銭湯、千鳥温泉で、
カニコーセンのライブでした。

千鳥温泉は、ライブのある日は、
「ブルース湯」になるみたいっす。ええやん!
カニコーセンも音楽としてはブルースやないかもしれんけど、
歌ってる内容は、めっちゃブルースやしな。

いつもはライブ、一番後ろで観ることが多いんやけど、
この日はかぶりついてみました。最前列。
普段は巨体が邪魔になるんでは?と後ろに行きがちなんやけど、
この日は、知った人が多かったからかな。
この辺も、ワシのヘタレなとこですわ。

読売新聞の話で大爆笑。
パチンコにはまった過去・妻との離婚、泥沼の人生の孤独歌う「カニコーセン」こと堤雅彦さん…音楽をきっかけに抜け出す
からの、記事でも紹介されてた「自転車操業のうた」。
流れが美しいやん!内容は記事も歌詞もドロドロではありますが。
最前列で聴いてるからか、
いつも以上にカニコーセンの歌を噛み締めてしまう。
なんだか、血の味が口の中に広がっていく。
「サンデードライブ」聴きながら、無性に寂しくなる。
誰かワシを抱きしめてくれ!と叫びそうになる。
なんやろ、これ、年末やからか。
カニコーセンくんが、バックで流してるザワザワとした人々の声が、
余計に、ワシの寂寞感を際立てる。
みんな楽しく街を歩いてるのに、
自分一人だけが、そこに入っていけないような、
置いてけぼり感。
ふー!良かった!できたばかりの彼女の話と
「メリケン粉のロックンロール」が、
ワシの意味なく、やるせなくなってしまった気持ちを、
少しだけ、こっち側に運んでくれた。

一年のまとめとして、このカニコーセン銭湯ライブも、
年末の欠かせない行事になってきましたわ〜。
アンコールの「酔いが覚めたらうちに帰ろう」聴いてると、
「ああ年末なんや!」と、押し迫って来た感じが、じわじわ。

ラストは「おっさん Just Want to Have Fun」。
情けなくも明るいこの歌で締めくくってくれる。
この辺はカニくんのエンタメ精神が、
ワシの心の状態とうまくリンクしてくれてるみたいで、ホッとする。
「酔いが覚めたらうちに帰ろう」のまま終わったら、
自殺まではせんでも、したい気分にはなってたかもやもんなあ。
このライブは入浴券付きのお得なライブで、
終演後、準備が終われば、銭湯に入れるのだが、
仕事とか、年賀状とか、細々とした用事が、
全くできてないワシは、心の余裕がなくて、
「とりあえず、家帰って、何かしなけりゃいけないモード」。
用事で千鳥橋の商店街に行くカニくんたちと一緒に、駅まで歩く。
駅前でカニくんたちと別れて、一人でホームに立つと、
あ!やっぱり、やるせなさが襲って来た。
さっきまであんなに楽しかったのに、
キュルキュル寂しさが寒気のように体を包み込む。
最前列で電車待ってると、
電車来た時に発作的に変なことなりそうな気がして、
ホームの後ろに下がって、電車を待っていた。
最後の歌が「おっさん Just Want to Have Fun」で、
ほんまに良かったなあ、と思う年末の昼間であった。
【追記】
家帰って、すぐに用事始めればええものの、
まだ寂寞感がまとわりついてて、動きたくなかったのと、
なんだか猛烈に眠たくなったのとで、
3時間くらい、昼寝に及んでしまったのであった。

