もしかしたら、あの「間」が主役なのかもしれない。BBBムービー「無明の橋」。

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やたらと間の長い映画やった。
ストーリーは、シンプルでそう展開はないのだが、
その間で、少ないストーリーを、
1時間半くらいの映画に広げまくった印象。
金沢の金箔か!

観終わってすぐは、「何のための間やったんやろう」と思ってたが、
一週間近く経った今は、
「ああ、あの間こそ、この映画の描きたかったものなのかもしれない」
と、少し思えて来た。

娘を失った心の傷から動けなくなっていた主人公の女性。
その主人公が立山の麓で「布橋灌頂会」という儀式に参加した一日。
そこで遭ったできごとは、夢の中だったのだろうか、現実だったのだろうか。
きっと、どちらでもいいのだろう。
主人公が少し、現実と向き合って、
自分の人生を生き直そうとするきっかけになったのなら、
それは、意味のある体験だったのだろう。
その不思議な時間を、あの「間」が、映画に定着させていたような気がする。
まあ、若干の広報的な匂いはしないでもないが。

ちょっと気になったのは、ホテルの部屋でお弁当食べるシーン。
鏡に映る姿が、実像より少し遅れてたのは、
なんか意味あったのだろうか。
あの段階から、もう主人公が、少し不思議な世界に、
入り始めていた、ということなのだろうか。

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